またまた大変遅くなりました。これも全てアイマス2が面白すぎるせいです。
本編は「俺ゼノ」タグからどうぞ。
キャラ紹介シリーズ。今回はテンペスタースと亜美真美。
○テンペスタース&亜美真美
・搭乗機:テンペスタース
モンデンキント・ジャパンでは意外と古参の部類に入る特殊なIDOL。搭乗者に超能力に似た超常の力を与えて戦う。
コクピットは左右に並んだ複座になっており、双子、姉妹、あるいはとても仲の良い2人組のアイドルでなければその実力を発揮することができない。
兵装は両手のビームガンのみだが、ビーム粒子をサイコキネシスで固定化することによってビームサーベルを作ったりすることができる。
射程の長いビームランス投げ、威力の高いサイキックスラッシュなど、攻撃面では意外と優秀。全てビーム属性なので地形・敵との相性には注意。
機動力、運動性、装甲、全ての性能が並のIDOLに比べて劣るが、それも超能力でカバーしている。
移動力は5だが浮遊できるため空中可、さらにワープによって地形無視・障害物無視で移動できる。局地戦に強い。
運動性は超能力・予知能力技能で補正できる上、薄い装甲も念動フィールドによってダメージ軽減。さらに分身も可能。
パイロットの能力がユニットの生死を分ける。

・パイロット:双海亜美&双海真美
交代でアイドルをやっている双子の姉妹。12歳。姉は真美。
アイドルランクはC。最近Dから昇格した。人気爆発中のアイドルである。
自由奔放で傍若無人なイタズラ好き。何かと騒ぎを起こしてはプロデューサーや律子に叱られている。
パイロットとしての覚醒前に、プロデューサーの車のトランクに隠れてモンデンキントに忍び込んだ経緯がある。
パイロット適性は低いが、テンペスタースとは相性がいいようだ。
技量を含む全ての能力値が平均未満だが、ユニットの特殊能力でカバーできる範囲。
特殊技能が優秀で才能を秘めていることを伺わせる。成長タイプも晩成型のため、育てておくと終盤では恐ろしい強さになる、かも。
<特殊技能>
IFS/超能力/予知能力/楽天家
攻撃を外しても楽天家補正で気力がガンガン上がる。超能力レベルが高くなると、ノリノリになった双子を止めることはできない。
<精神コマンド>
亜美:脱力/友情/必中/隠れ身/突撃/奇跡
真美:挑発/応援/ひらめき/かく乱/感応/覚醒
多彩な補助系の精神コマンドを覚える。敵を存分にかき回してやろう。
鉄壁や不屈がないため自分が立ちまわるのは相当難しいが、予知能力+バリア+分身の運に賭けるべし。
最後には覚醒+奇跡で見せ場を作る。

それでは次回予告。
「・・・ぅ・・・ん・・・あれ、ここは?」
「ようやくお目覚めか」
「え・・・なっ、うぇっ!?腕、縛られ・・・!」
我那覇響が目を覚ましたのは見知らぬ部屋、見知らぬ椅子の上、そして見知らぬ男達に見守られてのことだった。
突然のことにパニックになりながら、必死にもがく響。
「な、なんだよコレ、なんなんだよ!外せーっ!!」
「うるさいヤツだ」
「あっ・・・お前は、さっきの!」
男達の中に、一人だけ知っている顔がいた。響の記憶が途切れる直前に声をかけてきた男だ。
響は知らぬことだが、それは紛れもなく765プロのプロデューサーだった。
「自分、あの後、気を失って・・・お、お前が自分を攫ったんだな!」
「まあ、そうなるな」
「この外道!ヘンタイ!早く自分を解放しろーっ!」
「おいおい、冗談が過ぎるぞ。自分が攫われたのが分かってんなら、逃がすつもりなんてあるわけがないことくらい察しろ」
「くぅ・・・」
響は言葉をつまらせる。
「何でこんなことするんだよ!」
「・・・自分の立場が分かってないのか?若い女性、アイドル、そしてIDOLパイロット。それだけで誘拐される理由はいくらでもあるだろ」
「!!な、何で自分がIDOLパイロットだって・・・」
「知ってるよ。それくらい。IDOLパイロットには護衛くらい付けておくもんだが・・・ペットを探すために一人で勝手に行動したのはマズかったな。いや、俺には好都合だったんだが」
「そんな・・・」
響の顔から血の気が引いた。
「じ、自分をどうするつもりだ・・・」
涙目になってきた響を見て、プロデューサーの後ろにいる男達が舌なめずりをするように下卑た笑みを浮かべる。
「そうだな。まあ色々聞きたいことはあるが・・・そのままじゃ答えてくれそうにないしな。素直になれるよう、こいつらに手伝ってもらうことにするか」
そう言ってプロデューサーはタバコに火をつけた。
「そ、それって、どういうことだ・・・?」
「・・・はあ、お前も芸能界に入ろうってんだから、少しくらい覚悟はあったんだろ?」
プロデューサーはすたすたと近づき、椅子に縛られて抵抗出来ない響のTシャツの裾をガッ、と掴む。
「こういうことだよ!」
そのまま力任せにまくり上げ、Tシャツを引き裂いた――

服の下から現れたのは、鋼線を束ねたかのような隆々の筋肉。
「ヒューッ!見ろよやつの筋肉を・・・まるでハガネみてえだ!!こいつはやるかもしれねえ・・・」
「まさかよ!しかしプロデューサーには勝てねえぜ」
後ろで男達が囃し立てる。
プロデューサーは拳をバシバシと合わせながら響を睨みつけた。
「フッフフフ・・・沖縄のガキとやるのは初めてだぜ」
「自分もハゲたゴリ介とやるのは初めてだぞ」
「ガキ・・・口の聞き方にゃ気をつけな・・・俺は気がみじけえんだ!」
「腹を立てるとなにをするんだ?ピョン吉とワルツでも踊るのか」
プロデューサーは顔を真赤にして響に殴りかかった。
「ウォーッ!!」
バシーッ!!
しかしその一撃を躱し、逆にボディブローを叩き込んだのは響の方だった。
プロデューサーの体が浮き上がる。
「・・・・・・!!?」
そこへさらにアッパー、ストレートを叩き込む響。
プロデューサーは正体を無くし、乾いた床に沈んだ。
「へっ、いい夢を見るんだぞ」

次回、俺が見たかったゼノグラシア第9話『ダンサー我が道を往く』で会おう!だぞ!
ところでコブラって誰のペットだ?

※次回予告には多分に嘘が含まれます