本文の前に、未視聴地域のプロデューサーさん向けの一口感想。

今回は非常に難しい問題を抱えていたというか、スッキリと落ちなかったお話ですね。
ゲームで例えるなら営業がノーマルコミュニケーションに終わった、といったところでしょうか。
それだけに、後半再び訪れるはずの『続き』に大きく期待のかかる内容でした。

あと、雪歩は出てきませんでした(´;ω;`)
3話であれだけ大きい出番もらったからね、寂しいけど仕方ないね(´;ω;`)

ネタバレ防止のために本文は続きに格納します。
第四話 「自分を変えるということ」

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視聴者の少ないケーブルテレビ(だがその中では人気のあるらしい)番組『ゲロゲロキッチン』への出演を掴み取った春香、千早、響、貴音。
それにしても酷い番組名だ。料理番組でゲロゲロはないだろうw
まさか「変える」と「蛙」を掛けたんじゃ・・・:(;゙゚'ω゚'):

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まずは全員蛙の着ぐるみで番宣。キューの出し方とか、番組開始前に舞台裏からのショート番宣はいかにも「それっぽい」。さすが鶴巻さんである。
元気よく声を上げる春香、負けじと真ん中に出る響、楽しんでいるのかどうなのか最後に「げろっぱ」で飛び出す貴音。しかし、明らかに不機嫌そうなアイドルが一人・・・それが如月千早。
全員での声合わせの時にこっそりゲロと言ったくらいで何も喋らず。先行き不安な立ち上がり。

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控え室で着替えに入る4人。響は思わず着ぐるみの中をくんかくんか。
ほらー、またそういう中の人ネタを突っ込むw
かなり語弊がありますが、響の中の人は臭いフェチの変態です(ぇ

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「げろっぱ」
一方貴音は面妖な格好、と言いつつ鏡の前でポージング。
「貴音さん・・・でもそれ、気に入ってません?」と春香のツッコミ。
顔には出てませんが、絶対気に入ってますよこの子w


通路で番組ディレクターに声を掛けられるプロデューサー。
がぁーっときてぐぅーとなってバーン!でよろしくちゃ〜ん。
ああ、いますよね・・・とにかく擬音だけで抽象的な説明をしたり、やたら人をバシバシ叩いてスキンシップ取る人(;´∀`)
どう考えても何も伝わってない説明ですが、弱小プロダクションの新米プロデューサーは「はい、分かりました!」と答えるしかないですよね。たはは。
芸能界のような縦割り体育系社会は厳しい。

気合を入れ直し、アイドルたちの様子を見にプロデューサーも控え室へ。
「入るぞー」と言いつつ返事をする前に開けるんじゃない!w
・・・が、ここで「きゃープロデューサーさんのエッチー!」とならないのがアイマス。そんじょそこらの萌えアニメとは違うんですよ。

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むしろその後の「プロデューサーさんがいるから着替えられないんですよぉ」という春香の表情にこそ萌える。うん。
しかし料理番組が生放送ってのも凄いよなぁw


ドサ回りに続いてローカルB級バラエティへの出演は、無名アイドルにとって避けては通れぬ道。
「この目立たない一歩が、いずれアイドルの頂点への道へと必ずや繋がっている・・・はずだ!」
という何とも頼りないプロデューサー殿。しっかりしてください。
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「はずだ、って・・・」と至極真っ当な反応の千早だが、素直な春香と単純な響は「はい!」と明るい返事。
貴音はあまりよく分かっていないご様子w
まあどんなお仕事でも、全く注目されないよりはマシなはず。これが将来に繋がる道だと、まずは信じないことには先に進めませんよね。

コック姿の春香&千早、エプロンドレスな響&貴音。どちらも可愛いです。
ディレクターからさっきとまったく同じ説明を受け、「はい!」と返してしまうのは春香。
響は「はい?」って感じでしたね。差のつけ方が上手いw
仕方がないので春香に尋ねてみるものの、ディレクターが何を求めているのかは結局分からず・・・
響「自分、呆れ返るぞ」
蛙だけにな!(ドヤッ
しかし番組の進行と構成まで知らないのは流石にマズくないか?出演が決まったら1回くらい番組見ようぜ。そこら辺はプロデューサーの仕事でしょうに(^_^;)
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仕方が無いので響の髪の中に隠れていたハム蔵Pが説明。
料理番組に動物連れ込むのはどうよ、というツッコミは野暮ということで・・・。

「み、みんな。き、緊張しちゃ、ダメだからな」と言うプロデューサー、あなたが一番緊張してますよw
有能無能はさて置いて、何か憎めない人だなぁ。アイドル並に可愛いw
開始5分前になってようやく、プロデューサーは千早の暗〜い様子に気が付きます。
もともとは歌のコーナーもあった番組なのですが、構成が変わって歌コーナーが消滅。
代わりに料理の時間を伸ばすと言われても、千早が納得するはずもなく・・・。

このシーン、プロデューサーがまったく千早の心情に気づいていないのが浮き彫りになっていますね。
歌がなくなっても出演時間は減らない、とか何のフォローにもならないし、料理が苦手だから暗い顔をしている、なども的外れです。
響の一言で、千早が一人暮らしだということを初めて知るプロデューサー。
どうして高校生が一人暮らしをしているのかはともかく、一人暮らしをしていることくらいは知っておいても良かったんじゃ・・・。


その頃、事務所のアイドルが待望のテレビ番組出演ということで、社長・小鳥・律子の3人はテレビの前で晴れ舞台を見つめています。
何気に小鳥さんの絶対領域がエロい。FSS!FSS!
背景の一筆は「蛙」。そのまんまです。
完全に社長が娘のTV出演を見守るお父さんでワラタwww

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テレビのCMはお馴染みのクマちゃんバーガー。これブランドだったんだ・・・。


番組開始。
口の悪い蛙パペットが司会者・・・って、この声阪口大助さんじゃないですか!ガンダム枠か!?w
大物・新人問わず誰に対しても毒舌を吐くマスコットキャラを司会にする番組って最近増えましたよね。現実のテレビ業界はちょっとウケるとすぐパクるんだから・・・。
まずはビーチフラッグスで千早と響が対決。旗を手にしたのは・・・響!
響チームに伊勢海老、千早チームに桜海老が与えられます。これは酷い。

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ただでさえ乗り気のしないところに変なお遊びで笑いものにされ、挙句ローアングルを狙われた千早の不機嫌ゲージはどんどん上昇。


ここでBGMは乙女よ大志を抱け!
響、春香を中心に両チームとも調理を進めます。
そう言えばアニメ内では明言されていませんでしたが、春香はお菓子作りが趣味、響はあれで家事全般はほぼ完璧です。
調理スキルだけなら響、春香が事務所ツートップ。でなきゃ伊勢海老なんて普通調理できませんわな。
貴音はマイペースに生地を伸ばす作業。
一人料理が不得手な千早はオロオロと春香のサポートに回ります。
バラエティ番組らしく調理中でも軽薄に話しかけてくるパペットに対し、それ以上の調子の良さで返す響、あくまでマイペースを貫く貴音。
しかし千早にそんな上手い返しが出来るハズもなく、「君、ノリ悪いよ」と言われてしまいます。

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仕掛けられていたタコのどっきりに春香はひっくり返ってしまいました。またまた狙われるローアングル。
生放送でそれは大変危険だと思うのですが、決して中身は映さないよう冷静にギリギリのアングルを狙うカメラマンの真顔がプロですね(`・ω・´)
でも、実際もあんな感じらしいです。撮ってるほうは真剣も真剣ですからね。

リアクション大王(笑)の春香と比べられ弄られる千早ですが、いい加減我慢も限界ギリギリ。
「何が面白いんですか!?」と思わず怒りをぶつけてしまいます。凍りつく収録スタジオ。
(ここ、見ようによっては春香のローアングルが狙われたことに対して怒ったように見えて濃厚なはるちはに思わずご馳走様)

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危うく放送事故か、というところで春香がボケに徹してナイスフォロー。ポジっ娘の称号をゲット。
3話といい、春香さんのサポート力は本当に素晴らしいな。ノーマルが故に誰の支えにでもなれる。
何とか前半を乗り切り、ドラマを挟んで勝負は後半戦へ。
テレビ越しでも千早の異常に気づく律っちゃんマジ敏腕。

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審査員3、明らかに川越達也ですよねw


プロデューサーは千早を呼び止めますが、テンションがどん底の千早はプロデューサーを振りきって行ってしまいます。
この仕事が歌番組に繋がるかも、という説得は聞いてくれませんでした。
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千早の理想はあまりにも高すぎて、現実とのギャップに焦燥感を覚えています。こんなことをしている場合ではないのでは・・・常に頭の中ではそう考えています。
だから、プロデューサーの説得にも応じられません。
追いかけようとしたプロデューサーはディレクターに呼び止められ、ダメ出しを食らってしまいました。


幕間。
PS3版のテレビCMが杉田になってるー!Σ(゚д゚lll)
ナレが変わるのは予想済みだったけど、まさか毎週変わるのか・・・?
かなーりお金かかりますよ、それw


ドラマの間は休憩時間。
春香と響は次の対決に向けてアイデアを練っています。こら響、はしたない座り方をするんじゃないw
貴音は控え室に戻って再び着ぐるみの頭だけを乗っけていました。気に入りすぎだろw
しかし、千早だけが見つかりません。まさか帰ったのか・・・?心配になってプロデューサーがあちこち探していると、資材置き場から歌声が・・・
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蒼い鳥アカペラ、しかもミンゴスの歌い下ろし!

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思わず聞き惚れていた、とプロデューサー。
「千早は、本当に歌が好きなんだな」
千早が一人暮らしだったことを知らなかったように、プロデューサーはここで初めて千早の歌に対する情熱をちゃんと感じたのかもしれません。
「俺も千早に歌の仕事がくるように、もっと努力しないとな」
いつかきっと、とプロデューサーは千早に約束します。
そう、プロデューサーは千早を怒らなかったんですよね。普通なら、アイドルなんだから愛想笑いぐらいしろ、と怒ってもいい場面でした。
怒らなかったのは彼の優しさでもありますが、千早がどれだけ歌を歌いたかったのか、愛想笑いもできないくらい不器用(2話で証明してましたが)であることを、ちゃんと理解してあげたことの証左でしょう。
雪歩とは別ベクトルで、千早はアイドルに向いてないかもしれません。だけど、千早の自分らしさは、そのままでいい。
大事なのは、千早が自分らしく輝ける舞台を用意してあげること。それがプロデューサーの役目なのだと。
だからこそ、千早も頭を下げました。上手くいかない、ままならないのは自分だけじゃなく、プロデューサーも同じ。自分だけがいつまでも不満を言っている場合じゃないと、分かってくれたんですね。
互いに信頼の言葉を投げ合うシーン、深く感動しました。

収録スタジオに戻ってきた千早に、貴音は声を掛けます。
料理で大事なのは『心』。一生懸命相手に『心』を届けようとする思いは、歌も同じではないかと。
そこで響が駆けこんでくるのが最高のタイミングでしたね。
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「自分、貴音と千早と春香に、と〜っておきの料理を作ってやるぞ!」
響が作る料理。そこに込められた『心』が向かう先は、仲間のみんな。(除くプロデューサー(´;ω;`))
対決形式とあっては手加減する気は欠片もない響ですが、その心は常に仲間に向けられています。
もちろん、春香さんもそれは同じでしょう。
「フォローしてくれてありがとう」と、春香に素直にお礼を言えた千早。
本当にええ子たちです。


後半戦スタート!
全力で頑張ろうとする千早ですが、うっかり醤油と間違えてソースを渡してしまいます。あるあるww
どうしよう、と焦る千早に「大丈夫、大丈夫」と挽回する春香さん。
こういう時テンパッてしまう千早と、普段のドジっ娘はどこへやらな春香さんの対比が面白いですね。
サルサソースとチーズで肉じゃがを洋風にアレンジ!料理はこういうカバーが効くところがまた面白い。
・・・それにしても、春香さん肉じゃが作ろうとしてたのか。あざといわー、流石春香さんあざといw

そこへ、デザート食材を賭けてまたまたビーチフラッグスの鐘が!
髪をくくって準備していた千早のスタートダッシュ!ポニテ!ポニテ!
響も負けじと、なんと調理台を飛び越えてのショートカット!あぶなーい!カメラの方向によってはかなり危ないぞ!響!
ダブルポニテ娘の猛ダッシュ、勝ったのは・・・千早!

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「獲ったゲロ〜っ!!」
どうやら一皮剥けたようです。

春香&千早チーム見事豪華食材をゲット・・・ってこれドリアンやん!:(;゙゚'ω゚'):
春香さんでもドリアン見たことないのか・・・それじゃ調理できないだろ常考。
一方響チームはマンゴーを入手。さっきの海老に比べて差が小さすぎるwwwむしろ扱いやすい分こっちが有利なんじゃ・・・。


結果発表。響チームの勝利。
「どーやーどーやーゴーヤーチャンプルー」が可愛すぎるw
負けはしたものの、千早の顔には何かをやり遂げたような満足気な微笑。そして、拍手。
ディレクターも後半の盛り上がりには満足だった様子。ファンになっちゃったよ〜、とご満悦です。
ファンは一般人だけじゃない。こうやって、業界内のファンを作って行くのも大事ですよね。


波乱はあったものの仕事は大成功。
・・・ですが、千早の表情はまたまた暗くなってしまいました。
「私、千早ちゃんとお料理できて、すごく楽しかったよ」
「私は、やっぱり・・・」
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やっぱり・・・なんでしょうか。歌が歌えなくて不満、ということではないと思うのですが。
春香に迷惑を掛け通しだったのを気にしているのでしょうか?
一人で冷静になって考えてみるとやっぱりダメだった。これぞ千早スパイラルですなぁ・・・。
甘いものでも奢ってやるか、というプロデューサーの誘いを断って、一人帰ってしまいます。

プロデューサー、絆創膏ならせめて収録直後に渡してあげてください(´;ω;`)


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EDは、蒼い鳥のTVオリジナルアレンジ・・・!
やはり、初代アーケードのアイマスから多くのプロデューサーに支持され、魅了してきた名曲は貫禄が違う。今の千早をそのまま表したかのような曲ですよね。
一枚絵も、彼女の孤独を強く強調させるイラストになっています。・・・こんなイラストでもコンビニ袋はちゃんとローソンなあたり少し笑いましたがw
彼女の抱えた闇はまだまだ大きそうです。
今日の出来事は、ほんの取っ掛かりにすぎない。だが、取っ掛かりは作れたと見ていいでしょう。
鍵になるのは間違いなく春香とプロデューサー。果たして、千早は自分を変えることができるのか。

そして「俺まだ、みんなのこと全然知らないんだな・・・」と言っていたプロデューサー。
自分がアイドルの女の子たちのことを何も知らないと思い知らされた様子。
彼女たちのことを知ろうと思うことで、彼女たちとの関係は『変わって』いくのか。
4話のタイトルは、常に『もう一人の主人公』であるプロデューサーにも掛かっているのかも。


次回予告。

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乳こそがこの世の理!


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豊乳は富であり、絶対!


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貧乳は、人に非ず!
(by魔乳秘剣帖)


テコ入れとでも何とでも呼べ!
次回、堂々の水着回――!!

今回実は大きく前進したのが、「アイドルのみんなのことをよく知らない」ことをプロデューサーが自覚したこと。これからは、そちらも主眼にして描かれるのでしょうか。
まずは真夏のビーチサイドでみんなとスキンシップってね!

しかし律っちゃんのグラマラスボディの描き方完璧すぎる・・・。
1の時点じゃ美希より大きかったのに、自分のこと「寸胴」とかって言うんだぜこの娘!?
謝れ!主に右隣の娘に謝れ!!
雪歩のひんそーなちんちくりんボディも楽しみにしていますね(^q^)

でわでわ。