恋に恋する乙女たちのレッスンABC。
久々のアニマス、そしてシャイニーフェスタ、非常に楽しいものでした。

ネタバレ防止のために本文は続きに格納します。



「Music of love」

まずは導入、いつもの事務所。

「千早ちゃん、そこのクッキー取って」
「春香、行儀が悪いわよ」
と春香をたしなめる千早。
まるで家族のようなやり取りも、千早からはなかなか見られるものじゃない。

「ただいま!」
「「「おかえりなさーい」」」
プロデューサーが帰ってきた時も、この家族感である。善哉善哉。

さて、今回バケーションアイランド国際音楽祭に参加が決定したのは雪歩・真・貴音・美希。
早速ファミレスで作戦会議。
他の3人が飲み物だけなのに貴音だけきっちりご飯を食べた跡が・・・しかも皿が複数枚w
事務所では寝ぼけていた美希も、プロデューサーと旅行ということもあってテンションアップ。
南の島で美希と二人きり・・・別の世界線でのお話をふと思い出す。

恋する美希に少し羨ましそうな雪歩。
音楽祭で歌う新曲「edeN」は恋の歌なので、恋をしたことがない雪歩・真・貴音はやや自信なさげ。
俺と恋をはじめよう
歌とダンスはレッスンで補えても・・・という3人に、美希がある提案をします。
いきなり大声を上げる美希に驚く雪歩と真、しかし泰然自若といった貴音、流石である。

そして当日、やってきましたバケーションアイランド。
今日の予定を伝えようとするプロデューサーを遮って、美希がレッスンの提案をします。
恋のレッスンABC、などと突飛なことを言い出した美希と他の3人を見比べて、ようやくこれが真面目な話だと理解するプロデューサー。普段から美希がテキトーなことを言って困らせている証左でもあるw
この島にいる間はプロデューサーと恋人気分でデート・・・ありがちなギャルゲシチュですね!まったく!本当に恋人になればいいだろ☆(・ω<)
普通なら音ゲーじゃなくてそんなシチュでADVなりなんなり作るものだが・・・その辺はさすがアイマス、根幹の部分で硬派である。

そういうものだから、という理由でわざわざ待ち合わせをさせられるプロデューサー。
しかし頭ごなしに否定せず、アイドルの考えも理解しようとする姿勢は相変わらずまっすぐだ。
アイドルたちがレッスンで補える部分はすでに高いレベルにあるとも考えられる。その先を模索するならば、色んな可能性を探るべきか。
レッスンが足りず、美希がただ遊びたいだけの提案であれば了承したりはしなかっただろう。

最初の相手は雪歩。会うなりいきなり謝罪から入るのは相変わらずだw
でも、ちゃんとみんなで考えたことだから、と美希が説明不足だった部分をしっかり補い、その上で自分の意思で懇願する強さ。これで落ちない男はおるまい。
かくしてプロデューサーも力不足ながら(本当か?)と、アイドルたちに付き合うことに。

それにしても、ほんの少しのデートなのにちゃんと服を着替えさせているあたり、流石ゴリ監督GJと言わざるをえない。
女の子のデートって、そういうものですよね(*´∀`*)ポワワ
好調な滑り出しを見せた美希の計画、しかし美希の胸中には複雑な思いが生まれる。

まあその正体は、言うまでもないことですよね・・・。

次は真。あの真がスカートにハイヒールですよ!ハイヒール!( ゚д゚)
監督こだわりの逸品であるw
憧れのドレス姿だというのに、喜び方はいつものやーりぃ!が出てしまいたしなめられる真。
その直後の照れ姿がもおおおおおおおおお

「ハニーって、もしかしたらプレイボーイなのかな・・・」
え、今気づいたn

3人目は貴音。ロングドレスを艶やかに着こなしています。そして必殺の「あなた様」!
貴音は恋どころかデートについての知識も乏しいということで、2人で沈む夕日を眺めることを提案します。
普段は月を眺めている貴音が、いつもと違うことをしようとして思いついたのが夕日を静かに眺めること、というのもなかなかにロマンチック。
そこには、1人で年頃の少女4人の相手をさせられるプロデューサーへの労りがあったかもしれません。

「綺麗だな・・・・・・あっ!夕日が、だぞ!?」
そこは貴音が、でいいだろうがこのDTがあああああああああああ

お似合いのカップルみたいだね、とその様子を笑顔で眺めていられるのはまだ無垢が故か。
だがしかし、美希のもやもやは最高潮に達しているのでした。

最後は美希の番・・・ですが、ここでまたプロデューサーがやらかしてしまいました。
ホテルのロビーで見かけたお偉いさんに挨拶している間に、待ち合わせの時間を過ぎてしまったのです。
もちろんプロデューサーは時間に遅れるつもりなどなく、少し声を掛けるだけのつもりだったのですが。

デートレッスンにかこつけて堂々とデートしようとしたのが仇となったか。
美希にとってはそうでなくても、名目上レッスンにしてしまったのでプロデューサーも仕事としての挨拶回りを優先してしまった面があるかと。

しかし、しかし。
美希にとってそんなこと関係があるはずもなく。
他の3人との待ち合わせには遅れなかったのに、自分の時だけ来てくれない。1分1秒にのしかかるその辛さ、絶望が、美希の表情を映さないことで強くイメージを想起できるよう描かれています。
アッキーの熱演も然り。

「ちょっと変わったレッスンだけど、仕事は仕事だもんな・・・」
全力で地雷をぶち抜くバネP。朴念仁にもほどがあるw

すっかり拗ねてしまった美希を心配する3人。そして妙にカーチャンっぽい雪歩・・・。
真は気持ちを切り替えようよ、と言いますが、3人はデートできたからそんなことが言えるんだ、と返されては反論のしようもありません。
ついに美希を怒らせてしまい、3人は心配そうな面持ちのまま、部屋を後にします。

美希も、自分がワガママを言っていることは分かっている。
自分でクアドラプルデートを提案したのに、他の娘とプロデューサーが親しくしているのを見て機嫌が悪くなるのは理不尽なのだ。
だが、それこそが恋というものであろう。

仕事に来たのだから気持ちは切り替えないと、という真。プロとしてそれは正しい。
正しいはずなのに、真の表情には迷いが浮かびます。
雪歩は、美希を「羨ましい」と言いました。その理由を直接語ることはありませんでしたが、おそらく本気でプロデューサーに恋する気持ちを持つ美希のことを。恋心故に悩める美希のことを、羨ましいと思ったのでしょう。
その言葉に真も大きく驚きます。これも推測ですが、多分真も同じ気持ちだったからではないかと。あるいは、その気持ちに気付かされたか。

「恋とは、月に焦がれるような気持ちなのだと、私は思っていたのですが・・・」
「恋とは、案外近くにあるものなのかもしれません」
とは貴音の言。
それは遠くからじっと慕情の視線を向けるものではなく、相手と関わりながら感情の起伏を持って接するのが、恋。

翌日、目を覚ました美希は、無駄に達筆な手紙でテーマパークへと呼び出されます。
「美希、怒られるのかな・・・」
あの文面でどう見ればそう思うのだろうかw怒るにしてもテーマパークに呼ぶ必要ないだろw
ちなみに、あの美希が目覚ましをかけて自分でちゃんと起きていることから、プロとしての意識はきちんとあるようです。
それが分かっているから真も「切り替える」と言っていたのですね。

待ち合わせに現れたのは雪歩と貴音。
そして美希と雪歩は同時に頭を下げました。
3人は美希の気持ちを慮れなかったことに、美希は3人に迷惑をかけたことに。
美希が悪いの、と言いかけた言葉は貴音がそっと遮ります。恋が悪いことではないと言わんばかりに。
3人が考えついた結論は、どうやって「気持ちを切り替えるか」ではなく、どうやって「美希に元気になってもらうか」ということ。
恋の歌を歌うために恋心を学ぼうとしていたのに、美希の恋心を切り替えてステージに立ってしまったら、それはもう恋心のこもった歌とは呼べない。そんな気がしますね。

そして、タキシードに一輪の薔薇を携えて、真クンが颯爽と登場。美希にデートを申し込みます。
美希の恋心も含めて大切にしてくれる仲間。恋と同じくらい大切なものです。
感激のあまり3人に抱きつく美希。そこへ現れたのは、なんと白タキシードに身を包んだプロデューサー。
プロデューサーもプロデューサーなりに考えて、昨日のデートをやり直すために、今度は自分からデートの申し込みに来たのです。

しかしながら、真はバッチリ服装も決めて薔薇まで用意したというのに、当の本人は似合わない借り物の白タキシードで手ぶらとは・・・w
少女3人の夢の結晶とのこの差である┐(´∀`)┌

それでも、美希にとってはその思いやりこそが何よりの宝。
恋と、仲間と、みんなでデート。
結局恋心とはなんなのか、そんなことは分からずじまい。
それでも、美希のこと、自分たちのこと、そして恋について真剣に考えた少女たちの心には、確実な変化があったことでしょう。
プロデューサーの背中を見つめる美希が、満面の笑顔ではなくひどく切なそうな顔をしているのも、より真剣味を増しています。
ここで安易に笑顔を使って大団円で締めないのも、ニクい演出だなあ。

edeNがそもそも恋の歌と言いつつ、初恋ラブずっきゅん♪みたいな甘い曲ではなく非常にハードな歌。
流星のように一瞬で燃え尽きてしまいそうな危うい雰囲気がPVからも伝わります。
美希が優勝したら「ごほうび」に欲しいと言ったもの――果たしてそれは本当にキスだったんでしょうか?

社長の計らいで、結局全員がバケーションアイランドに集まることに。
キスをせがまれた瞬間を見られてたじたじのプロデューサー。いい顔芸だww
約束に遅れたプロデューサーへのささやかなお返しである。
見てませんから、と言いつつ見る気満々の雪歩が愛おしい!お前にキスすんぞ!
アニマスではこの辺のイチャイチャ展開は殆どやる暇がなかったので、ここで改めて全員の反応が見れたのは嬉しい限り。
アップとは言え後頭部からほとんど見切れ状態の伊織が怒りでぷるぷる震えているなど、相変わらずキャラクターの動きには変態的にこだわるアニメスタッフ。ありがたやありがたや・・・。

最後の部分も共通エピローグかな?
アンコールに応えて全員でステージに出ることに。全員とは、文字通りの全員である。
これぞまさにお祭り。
さあ行こう、彼女たちの音楽の世界へ。

MUSIC♪は主題歌としてはやや微妙かなと実は思ってましたが、エンディングとして捉えるとこれほど素晴らしい曲は滅多にないと感じました。
何度聞いてもまずイントロで涙腺を刺激されるわけですが(ノД`)
音が生み出す音、歌が生み出す歌、世界に満ちる。PVも非常に素晴らしい。

モブのデザインも細かく丁寧。
国際音楽祭をイメージしているのか、本当に国籍人種にこだわらない量のモブが描かれている。
惜しむらくはPSPなんで画質が低い、その1点に尽きるw
3話まとめてBDで・・・いやいや、ここは全ムービーBD画質大画面で見たいですよ!
よろしく頼みます、バンナムさん!

というわけで、今日はこの辺で。