2日目。雨こそ上がったものの晴れ間は少ない曇り空。

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港ですら海はこの透明度。美しい。

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2日目は船でドルフィンスイムやら南島やらの観光を狙います。
ちなみに海は大荒れのまま。当初予約していたボートは興行中止となったため急遽別のツアー業者に振り替えたほど。
海は一度荒れると元に戻るのに数日を要します。台風18号だけならこんなことなかったんでしょうが・・・。

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湾内は穏やか。しかし一歩外に出ると・・・。

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ご覧の有様だよ!写真だとまだわかりにくいですが、4mものうねる波に弄ばれています。
傾くと波の先端が視界より高くなり非常に恐怖を感じるレベル。
これではイルカと一緒に泳ぐどころか、イルカを見つけることすら困難。

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南島は沈水カルスト地形という特殊な島であり、それ自体が特別天然記念物。
ヤギに食い荒らされた植生の回復のため、1日100人まで、さらに11月〜2月は入島が禁止されるなど制限が厳しく設けられています。
当然港などあるわけもなく、鮫池と呼ばれる険しい地形に船を付けるか、扇池に向かって泳いで渡るしかないというマジモンの秘境。
(画像中央やや右に、岩の間から白い砂浜のようなものがチラリと見えるのが扇池。これに向かって泳いで渡るんです)
しかし波だけでなく風の方向も運が悪く、鮫池・扇池どちらのルートも断念となりました。
ここだけはどうしても行きたかったんだけどな・・・。

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こちらはホエールウォッチングの準備。
マッコウクジラがエサとなるイカを探すときに発する超音波を探っています。
しかしながらこれも空振り。本来なら数カ所ポイントを変えて探すのですが、波が高いため断念。

イルカ×、南島×、クジラ×。お、俺は一体何のために・・・(ノД`)シクシク


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滝ノ浦?という海中公園にて休憩。こちらは比較的波も穏やか。
滝があるのではなく雨が降ると滝のように崖を雨が流れ落ちることからその名がついたとか。近くに見える崖にハッキリと雨の跡を見ることが出来ます。
昔は鯨の解体が行われていたとかで、当時の道具がそのまま残されていました。

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ボートの後部から海に入って楽しいシュノーケリングタイム。
天候の関係で透明度はやはりイマイチでしたが、色とりどり魚が泳いでました。

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もう1つ、ひょうたん島というそのまんまなネーミングの海中公園でひと泳ぎ。

帰りにお目当てのミナミハンドウイルカとは別の、ハシナガイルカの群れを近くで見ることが出来ました。
さ、最低限は楽しめたかな?
そんなこんなで2日目は泳ぎ疲れて宿に帰還と相成りました。