泣いた。
ジスルの代わりにコンビニで忙しく働くハソとミント。
2人はジスルの苦労を直に体験します。
未成年でありながら酒を買いに来る不埒な餓鬼どもの応対では、ハソが毅然とした態度で追い返しますが、代わりに店を軽く荒らされて逃げられてしまいました。(何気に窃盗されてる……)
2人がバックヤードに清掃用具を取りに行くと、大量に書き込みや付箋が入った紙がバックヤードに数枚貼り付けられているのを見つけました。
それは、ルーキー組の課題曲である"Growl"の譜面とダンス表。
ジスルは忙しいバイトのわずかな時間を縫って、ずっとここで練習していたのです。
彼女がどれほど本気であったか、大量の書き込みと付箋が何よりも雄弁に物語っていました。
一方、デビュー組のレッスンはいよいよ大詰め。
PV撮影も控えており、ますますヨンジュの指導は厳しくなるばかり。
テリはまだ暴食の影響で体調が優れないようですが、その手にはスジからもらった胃薬がありました。
誰にも言わず、こっそり心配してくれているスジの優しさ。
ヨンジュに怒られるのが怖いのか、心配をかけたくないのか、テリは体調のことをいまだに仲間に伏せているようです。
イェウンとジウォンが見せた尋常ならざる雰囲気について、スジはイェウンを問いただすようなことはしませんでした。話したくなったら話してくれればいいと。
それより、1人は寂しいからまた一緒に洗濯しようと笑顔で誘うスジ。この子天然の人たらしだわ……!
そこへ、ジスルの妹からジスルが退院するというメッセージが入ります。
スジは何事かを思い立ち、ジスルの家に向かいました。
ジスルの苦労と真剣さを思い知ってから、ずっと考え込んでいるミント。
知らなかったとは言え、ジスルに酷いことを言ってしまったことを気に病んでいるのです。
そこへ、ハソがヤ○ルトを片手にやってきました。
Kらり「ハソちゃんも一緒に東京音頭歌うにぃ☆」
ミントは、自分の価値観だけで考えていたことを反省したそう。
その頃、スジはジスルの家を掃除しながら彼女が帰ってくるのを待っていました。
ところが、プライドの高い彼女はそのことに怒ります。
自分が貧乏であることも、バイトしていることもずっと隠していたことから、同情されるのが特に嫌いであることはすぐに分かります。
同情ではなく友達だから、と言うスジにジスルは自分が事務所に入った理由を突きつけました。
いつもお金に困っているジスルに、レッスンをしている時間なんてありません。
シム社長のスカウトも当然無視するつもりでしたが、それを見透かしたように現れた社長にこう言われたのです。
アイドルとして成功すれば貧困から抜け出せるかもしれない――ジスルにとってこれは数少ないチャンスでした。
全てはお金のため。アイドルという夢ではなく、大金を手に入れることを目標にジスルは事務所に入ったのです。
しかし、スジはそんなジスルを軽蔑したりはしませんでした。
最初はアイドルという夢ではなく妹のために事務所に入ったスジも、周りから煙たがられる存在だったからです。
そんなスジだからこそ、アイドルになるのが純粋な夢じゃなくても、その人にとって大切な目標があるなら立派な目標だと思えるのでした。
誰かが言っていました。「しっかり目を開けていれば道は見えてくる」と。
その道を走っていれば、いつか本当の夢が見つかるかもしれない。
私には道を照らすことはできないけど――
スジは本当にさあ……人を落とすよねえ。
川沿いを走るルーキー組とデビュー組。ジスルはまだ来ていません。
当然先頭はスジとヨンジュですが、ペースメーカーのプロデューサーについていけているのが他にソリとテリという意外な展開。
テリの必死さに拍車がかかっていると見るべきでしょうか。
カンP「いいアイデアだ」
ああクッソかわいいなこの人。
ヘトヘトになってコーヒーショップへ向かうルーキー組とユキカ・ジェイン。この2人は何かとチーム外で仲が良いですね。
今日はハソのおごりということですが、ミントはまだ元気がありません。
しかしそこへ、ジスルが姿を現しました。
以前の刺々しさはどこへやら。クールさは残しつつも、穏やかな雰囲気を見せています。
一も二もなく飛びついていくミント。あら^^〜〜〜
もう改めて謝罪の言葉を交わす必要はないようです。
ジスルがこうして戻ってこれたのは、バイトを辞めることができたからです。
一番の大きな理由は、ジスルの弟が起こした揉め事の示談金を取り戻せたこと。
果たしてどういう経緯でそうなったかは不明ですが、スジとジスルの会話を弟くんが立ち聞きしていた描写があったので、相手に必死に謝りに行った……というところでしょうか。
レッスンして実力のあるアイドルになれよ、となかなか生意気なことをいう弟くんでした。
ついに迎えた第二ミッション当日。
デビュー組は撮り下ろしのPVに加え、歌詞をアレンジして男子が告白する歌を恋する女の子の歌に変更して可憐なステージを見せます。
心配されていたテリも大きなミスもなく、ステージをやりきりました。
ソリママが一番おっきい気がする
ルーキー組は全員で息の合ったダンスを魅せます。
衣装を切り替えてグループの人数が足りない部分の表現をカバー。(それ第一ミッションでデビュー組がやったような)
不利な要素を物ともせず、こちらも負けず劣らずのステージを作り上げました。
ミッションの撮影を終え、何故かバスで事務所に帰る3人w
プロデューサーもルーキー組の成長には驚いたとのこと。何故か得意げな社長。
裏方組のこの3人のバランス好き。
和気藹々と打ち上げに向かうルーキー組。
しかし、疲れたような表情のデビュー組は騒ぐような雰囲気ではありません。レッスン中毒のヨンジュはまたレッスンに向かい、ステージ直後からミスを怒られていたテリ・ユキカ・ジェインは意気消沈して寮に戻ります。
心がバラバラになっているみんなを心配そうに見つめるソリですが、どうすればいいのか分からない様子でした。
バスの旅を放棄して音楽スタジオに立ち寄ったカンPは、後輩の作曲家に新しい曲を渡してもらえることに。
この曲はOPにもなっている『DREAM』ですね。
Amazonリンク:「THE IDOLM@STER.KR MUSIC Episode 1」 Type-A
しかし、以前に(3話)で行ったオーディションが災いし、音楽事務所社長からの命令で新曲の話が立ち消えてしまいました。
そこに現れる謎の女性。ガイドボーカルらしいですが、収録スタジオで寝こけるなど普通の性格ではなさそう。はてさて……
ジスルが復帰し、ようやく心の中が平静になり始めていたスジ。
ところがある日、WHO AM Iという会社(雑誌?)のヘジョンと名乗る記者がスジの前に現れました。
穏やかに始まったインタビューですが、話題はすぐにスアとカンPの話へ。
謎の死を遂げたトップアイドルの話題は、未だに韓国最大のゴシップネタなのです。
気分を害され帰ろうとするスジに投げかけられる意味深な言葉。
「スアは事故の直前、カンPとホテルに行こうとしていた。彼が予約した部屋には、別の誰かが待っていたらしい」
果たしてこの情報が意味するところとは――というところで次回へ。
まさか枕にまで言及してくるとは思わなかった。
もちろん真実としては違うのだろうけど、二次元ではその話題を臭わせることさえNGという風潮なので、本当にどこまで攻めてくるんだドラマ版という感じでwkwkしていますw
あとねえ、今回のお話はバックヤードのくだりと、スジとジスルの会話で本当に泣いた。
貧乏については実際ミントや社長の財力があればちょちょいで解決しちゃうんだけど(笑)、極力その結末を排除しながら最高の収め方にもっていったと思うので脚本に素直に感動してます。
仮にアイマスが日本で実写化してもこれを超えるのは相当難しいと思うので、実写化ノルマはこれで果たしたことにしません?できませんかね……(^_^;)
それでは。
2人はジスルの苦労を直に体験します。
未成年でありながら酒を買いに来る不埒な餓鬼どもの応対では、ハソが毅然とした態度で追い返しますが、代わりに店を軽く荒らされて逃げられてしまいました。(何気に窃盗されてる……)
2人がバックヤードに清掃用具を取りに行くと、大量に書き込みや付箋が入った紙がバックヤードに数枚貼り付けられているのを見つけました。
それは、ルーキー組の課題曲である"Growl"の譜面とダンス表。
ジスルは忙しいバイトのわずかな時間を縫って、ずっとここで練習していたのです。
彼女がどれほど本気であったか、大量の書き込みと付箋が何よりも雄弁に物語っていました。
一方、デビュー組のレッスンはいよいよ大詰め。
PV撮影も控えており、ますますヨンジュの指導は厳しくなるばかり。
テリはまだ暴食の影響で体調が優れないようですが、その手にはスジからもらった胃薬がありました。
誰にも言わず、こっそり心配してくれているスジの優しさ。
ヨンジュに怒られるのが怖いのか、心配をかけたくないのか、テリは体調のことをいまだに仲間に伏せているようです。
イェウンとジウォンが見せた尋常ならざる雰囲気について、スジはイェウンを問いただすようなことはしませんでした。話したくなったら話してくれればいいと。
それより、1人は寂しいからまた一緒に洗濯しようと笑顔で誘うスジ。この子天然の人たらしだわ……!
そこへ、ジスルの妹からジスルが退院するというメッセージが入ります。
スジは何事かを思い立ち、ジスルの家に向かいました。
ジスルの苦労と真剣さを思い知ってから、ずっと考え込んでいるミント。
知らなかったとは言え、ジスルに酷いことを言ってしまったことを気に病んでいるのです。
そこへ、ハソがヤ○ルトを片手にやってきました。
ミントは、自分の価値観だけで考えていたことを反省したそう。
その頃、スジはジスルの家を掃除しながら彼女が帰ってくるのを待っていました。
ところが、プライドの高い彼女はそのことに怒ります。
自分が貧乏であることも、バイトしていることもずっと隠していたことから、同情されるのが特に嫌いであることはすぐに分かります。
同情ではなく友達だから、と言うスジにジスルは自分が事務所に入った理由を突きつけました。
いつもお金に困っているジスルに、レッスンをしている時間なんてありません。
シム社長のスカウトも当然無視するつもりでしたが、それを見透かしたように現れた社長にこう言われたのです。
アイドルとして成功すれば貧困から抜け出せるかもしれない――ジスルにとってこれは数少ないチャンスでした。
全てはお金のため。アイドルという夢ではなく、大金を手に入れることを目標にジスルは事務所に入ったのです。
しかし、スジはそんなジスルを軽蔑したりはしませんでした。
最初はアイドルという夢ではなく妹のために事務所に入ったスジも、周りから煙たがられる存在だったからです。
そんなスジだからこそ、アイドルになるのが純粋な夢じゃなくても、その人にとって大切な目標があるなら立派な目標だと思えるのでした。
誰かが言っていました。「しっかり目を開けていれば道は見えてくる」と。
その道を走っていれば、いつか本当の夢が見つかるかもしれない。
私には道を照らすことはできないけど――
スジは本当にさあ……人を落とすよねえ。
川沿いを走るルーキー組とデビュー組。ジスルはまだ来ていません。
当然先頭はスジとヨンジュですが、ペースメーカーのプロデューサーについていけているのが他にソリとテリという意外な展開。
テリの必死さに拍車がかかっていると見るべきでしょうか。
カンP「いいアイデアだ」
ああクッソかわいいなこの人。
ヘトヘトになってコーヒーショップへ向かうルーキー組とユキカ・ジェイン。この2人は何かとチーム外で仲が良いですね。
今日はハソのおごりということですが、ミントはまだ元気がありません。
しかしそこへ、ジスルが姿を現しました。
以前の刺々しさはどこへやら。クールさは残しつつも、穏やかな雰囲気を見せています。
一も二もなく飛びついていくミント。あら^^〜〜〜
もう改めて謝罪の言葉を交わす必要はないようです。
ジスルがこうして戻ってこれたのは、バイトを辞めることができたからです。
一番の大きな理由は、ジスルの弟が起こした揉め事の示談金を取り戻せたこと。
果たしてどういう経緯でそうなったかは不明ですが、スジとジスルの会話を弟くんが立ち聞きしていた描写があったので、相手に必死に謝りに行った……というところでしょうか。
レッスンして実力のあるアイドルになれよ、となかなか生意気なことをいう弟くんでした。
ついに迎えた第二ミッション当日。
デビュー組は撮り下ろしのPVに加え、歌詞をアレンジして男子が告白する歌を恋する女の子の歌に変更して可憐なステージを見せます。
心配されていたテリも大きなミスもなく、ステージをやりきりました。
ルーキー組は全員で息の合ったダンスを魅せます。
衣装を切り替えてグループの人数が足りない部分の表現をカバー。(それ第一ミッションでデビュー組がやったような)
不利な要素を物ともせず、こちらも負けず劣らずのステージを作り上げました。
ミッションの撮影を終え、何故かバスで事務所に帰る3人w
プロデューサーもルーキー組の成長には驚いたとのこと。何故か得意げな社長。
裏方組のこの3人のバランス好き。
和気藹々と打ち上げに向かうルーキー組。
しかし、疲れたような表情のデビュー組は騒ぐような雰囲気ではありません。レッスン中毒のヨンジュはまたレッスンに向かい、ステージ直後からミスを怒られていたテリ・ユキカ・ジェインは意気消沈して寮に戻ります。
心がバラバラになっているみんなを心配そうに見つめるソリですが、どうすればいいのか分からない様子でした。
バスの旅を放棄して音楽スタジオに立ち寄ったカンPは、後輩の作曲家に新しい曲を渡してもらえることに。
この曲はOPにもなっている『DREAM』ですね。
Amazonリンク:「THE IDOLM@STER.KR MUSIC Episode 1」 Type-A
しかし、以前に(3話)で行ったオーディションが災いし、音楽事務所社長からの命令で新曲の話が立ち消えてしまいました。
そこに現れる謎の女性。ガイドボーカルらしいですが、収録スタジオで寝こけるなど普通の性格ではなさそう。はてさて……
ジスルが復帰し、ようやく心の中が平静になり始めていたスジ。
ところがある日、WHO AM Iという会社(雑誌?)のヘジョンと名乗る記者がスジの前に現れました。
穏やかに始まったインタビューですが、話題はすぐにスアとカンPの話へ。
謎の死を遂げたトップアイドルの話題は、未だに韓国最大のゴシップネタなのです。
気分を害され帰ろうとするスジに投げかけられる意味深な言葉。
「スアは事故の直前、カンPとホテルに行こうとしていた。彼が予約した部屋には、別の誰かが待っていたらしい」
果たしてこの情報が意味するところとは――というところで次回へ。
まさか枕にまで言及してくるとは思わなかった。
もちろん真実としては違うのだろうけど、二次元ではその話題を臭わせることさえNGという風潮なので、本当にどこまで攻めてくるんだドラマ版という感じでwkwkしていますw
あとねえ、今回のお話はバックヤードのくだりと、スジとジスルの会話で本当に泣いた。
貧乏については実際ミントや社長の財力があればちょちょいで解決しちゃうんだけど(笑)、極力その結末を排除しながら最高の収め方にもっていったと思うので脚本に素直に感動してます。
仮にアイマスが日本で実写化してもこれを超えるのは相当難しいと思うので、実写化ノルマはこれで果たしたことにしません?できませんかね……(^_^;)
それでは。
あれから10年以上の時を経て、初期のアイマスのアイドル達の人目に触れたくない要素は少しだけ形を変えて、海を渡り、実写というスタイルで受け継がれたかのように思います。アイマスが他のアイドル物とは異なるのが性格にしろ背景にしろ「ネガティブ」な部位をしっかりと描写し、そこから逃げず、克服しようとする姿。時には青臭く、見ている方も身につまされる程に泥臭い、実に人間味溢れる「物語」。そしてその果てにあるのが、苦心が転じて昇華した、きらめく舞台(ステージ)。
アイマスがどんな姿に形を変えてもアイマスなのは、アイドルの骨子となる人間としての側面を臆面もなく描き続けているからだと、私はここ10年チョイの経験から愚考します。