Maison simple de [Rene]

OP映像が新しくなりました
曲は同じですが少しアレンジが強め、そしてアイドル同士がいがみ合うカットから全員が仲良くしている映像に変化しています。
安っぽい単色背景からCG合成されたステージへ、衣装も豪華になっていますね。


ところでテリの代わりにジウォンがいるのですがこれは一体……？(すっとぼけ)


病院でテリを探すスジ・カンP・テウの3人。しかしテリの姿はどこにも見当たりません。
そこへ、プロデューサーの携帯にテリが見つかったとの連絡がありました。
テリがいたのは、ミッションで使われた会場でした。

３人が急いで向かうと、そこには黙って自分が立っていたステージを見つめているテリの姿が。
その顔には、スジのような高揚感は見られません。

「もうステージには立てない」
それが、テリが自分で確かめた自分自身の気持ちでした。
あんなにも憧れていたはずなのに、今はもう、あのステージに立つことが幸せとは思えない。
自分でも困惑するテリに、テウは優しく諭しました。


「逃げたっていい」「幸せでなければ、夢も成功も意味がない」と。
役者として成功する傍ら、夢敗れ苦しんだ多くの同輩を見てきたが故でしょうか。
テウは夢を諦めることを素直に肯定しました。
「自分が幸せになれるステージを見つければいい」


「きっとそこでまた輝けるはずだ」
そう言って、涙を流す妹を優しく抱きしめるのでした。


また、そんな兄妹の姿を見て、自分の母親からの問いかけの意味を理解するスジ。
家族にとって最も大事なのは、大切な人が幸せかどうかということ。



その夜、テリは事務所を辞めることを社長に伝え、みんなには自分から話すと約束しました。

スジは両親に、事務所で仲間と楽しく過ごしている写真を送り、自信を持って今の自分が幸せであると伝えました。
こうして、2人の道は明確に分かたれたのです。


その頃、カンPは前回病院で意味深な視線を投げかけていた医者と酒を酌み交わしていました。
なんとその男性はカンPの先輩であり、スアの件についてもよく知っているようです。
1話でカンPが釣りをしていたのはこの先輩の勧めだった様子。

明るく話に花を咲かせる2人ですが、次第に話題はスアとスジのことへと移ります。
スジを自慢げに語るカンPですが、先輩は急に真面目な顔つきになると、衝撃的な言葉を口にしました。
「スアの病気は、遺伝かもしれない」と――



もう振り切ったと思った過去が、追いついてきた。
カンPをどん底へと追いやった1年前の事故の記憶が、幻覚となって再び彼を苦しめます。



まーたイェスルさんはそんなエッッッッッッ


翌日、ハソは染めていた髪を元に戻していました。
本人は単なる気分転換と言っていますが、まあそんなはずはないですよね。


クリスマスを前に華やぐ街で昼食を取る候補生たち。
気がつけばみんなが出会ってから随分と時間が経っていました。
目が回るように色々あったサバイバルが一時中断し、ようやくこれまでを振り返る余裕が生まれたのです。
「もうすぐ23歳だよ」とボヤくハソに対してソリさんのこの顔である。

ハソは実家からそろそろ結婚を勧められそうなのだとか。

そう言えばテリの騒動で忘れられていましたが、個人評価は1位がスジ、5位がイェウンでした。ミントが4位までは台詞で出ましたが、ジスルが2位でハソが3位かな？

最下位となったイェウンは当然ですが浮かない顔。

ダノに歌詞ノートを見てもらいながら、自分の冴えなさについて悩みを告白します。
昔からずっと平凡でつまらないと言われていたイェウンに、特技を活かして作詞をするように勧めたのはジウォンでした。

ダノは他の子にはない武器がある、とイェウンを励ますのでした。



30歳を前にして一人ため息をつくソリ。シンデレラガールズには30歳超えもいるから大丈夫やで
そんなソリに電話をかけてきたのがナヨン。同窓会のためソウルに戻ってきた、ソリの同級生です。
うろ覚えだけど初登場だよね……？ここでついに公式のキャスト紹介に出ている人物が全て揃いました。果たして彼女が担う役割は一体。


一方、楽しそうに事務所でのクリスマスパーティを計画するシム社長とイェスルさん。
こんなところも本家の社長と小鳥さんっぽいですね。

マニトゲームとは、マニト(伊語で『秘密の友だち』)をくじ引きなどでランダムに各自が一人決められ、その人にこっそりプレゼントをしたり良い事をしてあげたりする遊びのこと。マニトは重複せず、またバレないようにしなければいけません。
不思議な遊びがあるんですねえ。


その夜、候補生たちが寮に戻ると、テリがみんなのことを待っていました。

――自分が事務所を辞めることを伝えるために。
突然のことに驚く一同ですが、真っ先に声を上げたのは、ヨンジュでした。

「戻ってくるまで待つ」と詰め寄るヨンジュですが、テリの意志は堅く、あのヨンジュに対してもハッキリと静かに自分の想いを伝えました。自分が迷い苦しんでいたことを。
ところが、ヨンジュはそれに納得しません。
テリの肩を掴み、逃げるなと叱咤してしまいます。

おそらくヨンジュにとっては、夢を諦めること自体がこれまでの時間も、努力も、家族の応援も、全てを裏切ることだと思っているのでしょう。
だから、他人事であってもテリが諦めることを認めることは、自分の矜持を曲げることになる。
そうではないと言ってくれたテウ兄がいるからこそ、テリは決意できたのですが――

さすがに見かねたスジが間に割って入りました。
すると今度は、ヨンジュの激情はスジへと向けられます。
「ジスルやミントのときは”最後まで諦めずに待つ”と言ってたくせに」

しかしスジも珍しく声を荒げます。
「テリは今も苦しんでる。夢を諦めることを一番苦しんでるのもテリだ」

テリの表情を見たヨンジュは、スジの手を振りほどいて出ていってしまいました。
戻りたくても事情で戻れなかったジスルやミントと、自ら去ろうとしているテリを混同するのは明らかに間違いでしょう。


ですが、ヨンジュも決して自分の間違いに気づいてないわけではないのです。
ただ、どうすればいいのか分からないだけで。



翌日、ソリは寮を発ちました。
ヨンジュに「また会おう」と伝言を残して。



再び後輩の音楽プロデューサーに会いに行っていたカンPは、次のミッションのための新しい曲を手にしていました。
スジを中心に新しいレッドクイーンを結成するのか？と聞かれると、カンPは強い口調でそれを否定しました。
使い捨てのグループはもう作りたくない、頂点で輝くのではなく長く愛されるグループにしたい、と。




事務所で戻ってきたところで、休めと言ったのに休もうとしない候補生たちと鉢合わせたカンP。
そんなに運動したいなら走らせてやる、と言いだします。

調べたらおそらく10キロ弱ありますねえこれ……
もちろんこれは冗談で、休める時に休めというお叱りでした。



ソリが抜けた代わりに新しい子を入れようと話し合うカンPとシム社長。
メンバー同士の衝突も覚悟の上ということです。
それはそうと、昨日二日酔いで事務所を休んだことをイェスルさんにバラされたカンP。

実際はそんな穏やかな話ではないんですが、シム社長はご機嫌斜め。
カンP、踏んだり蹴ったりです。


カンPに言われてちゃんと休暇を取ることにした候補生たち。
実家が近い者は家に帰り、そうでないものはどうしたものかと、わいわい話し合う中、ソリママは少し複雑な表情で「用事があるから」とその場を離れるのでした。



さて、テリの代わりに選ばれたメンバー、それはコーヒーショップでサバイバルの配信動画を熱心に眺める女性でした。

「一緒にやらないか？」そう言ってシム社長が名刺を差し出した相手は――ジウォン。
というところで次回へ。

EDがざわわんことThe world is all one !!になってるー！(歓喜)
これは言わずもがな、世界は一つですね。



アイマスは当然アイドルを目指す女の子の物語なので、「アイドルを諦める」登場人物ってのは過去にそれを選んだ人とか、モブとか、そういう立ち位置なんですね。
テリのように物語の中心にいた人物がドロップアウトすることを許容するシナリオ作りは国産アイマスまずありえない展開と言えましょう。
(とは言え、実はテリOUTジウォンINは最初から分かってましたけど……公式のキャストページとか、1stライブにジウォンがいてテリだけいなかったとか色々……)

しかしまあ、遺伝病はさすがにドラマ過ぎて笑ってしまった。
スジにも影響があるかはさておきご家族には説明するべき話じゃないんですかね……と言うのは野暮かなｗ
それでは。