EDF5オフソロHARDレイダー全ステージクリアの感想・レビューなどなど。
ネタバレフリーなので見たくない人はビークルに乗って撤退だ!

●エアレイダーについて
一部の空爆要請が功績ポイント制から時間リロード制になったことにより、上から弾を発射するレンジャーみたいな職に変化したエアレイダー。
ビークルの再要請ポイントが重くなったことも踏まえて、下手にビークルに乗るよりも走り回って空爆要請を連発した方が強い印象。

得意な敵苦手な敵がハッキリしており、コロニスト・コスモノーツに対してはどの兵科よりも有利に戦える反面、ダンゴムシや緑蟻など素早く大量に寄ってくる雑魚には滅法弱い。
また素足での移動速度が遅く、アイテムがろくに集められないためレンジャーのダッシュのありがたさを痛感することだろう。
すべての敵を自分で殲滅しないといけないオフラインモードでは面倒この上ないが、オンラインでは好きなだけ空爆をブッパして後は仲間に殲滅してもらえばいい気楽な兵科である(爆
とはいえ、エアレイダーのミスはチームに一番迷惑をかけやすいので最も観察力が要求される兵科でもある。常に全体の戦況を把握し、どこに空爆を落とすべきか、要請ポイントの管理など考えるべきことも多い。

装備についてだが、まず砲兵隊は今回リストラでいいんじゃないかと。
発煙筒が手投げのため距離が短い、正確に狙えない、要請までが遅い、さらには要請されてから着弾までが遅い。
警備状態のコスモノーツに発煙筒を当てても着弾までに範囲外に逃げられる有様。
さらに今回は敵の出現スポットがアンカーのため、砲兵支援を当てるのは至難の業。
ガンシップや爆撃機が高性能になったので無理に使う理由が本当にない。
ただ、威力自体は据え置きのため、追加コンテンツ次第では活躍の可能性はある。

ガンシップ要請は地底ステージを除いて必ず一つは持っていきたいエアレイダーのメインウェポン。
名前が色々あるが、機関砲・単装砲・制圧砲の3種が扱いやすくオススメ。
機関砲はリロードが早く特にコロニスト・大物に強い。オフではアーケルスすら怯みループでハメ殺す圧倒的DPSを誇る。雑魚の殲滅はやや苦手だが、多量の敵に囲まれたときは近くの地面に貼り付けておくだけで敵がみるみる減っていく。
単装砲は1発の砲弾が大きく当たり判定が大きい。活躍するのは主に対コスモノーツで、連射力があるため連続してビーコンを貼り付けまくるとコスモノーツの頭がサクッともげる。機関砲と合わせて持つことで互いの隙を埋めてくれる。
制圧砲はショットガンタイプ。雑魚に囲まれたときに周囲を掃除するのに役立つ。弾倉火力も何気に高く、建物を破壊しないので誤射を気にせず立ち回れる。

速射砲は範囲が狭く狙いやすい迫撃砲といった感じ。これのせいでますます砲兵隊に意味がなくなっている。
ロケット砲も十分強いが、爆破範囲がそれほど広くないためあえて使うほどではないかも?

爆撃機も色々あるが基本的には機銃掃射・爆弾・ナパーム弾の3種となっている。
機銃掃射は大物に多段ヒットしやすい、乱戦状態になっても誤射の危険が低く有効、アラネアのネット破壊に強い、必要功績値が比較的低いなどの利点が大きい。
爆弾は誤爆の危険こそ高いが殲滅力は最高だ。
ナパーム弾は……威力が低い、敵が余裕ですり抜けてくる、火が消えるまで再要請できないなど一見産廃に見えるが、緑蟻に対してだけは最良の兵器となる。
火計のコツはナパーム弾の威力の低さを利用しわざと炎の中に突入してファイヤーバリアにすること。加えて緑蟻は体力が低いのでナパームの威力でも十分に倒せるという寸法だ。

ミサイルはどれを使うにしても基本は待機中の敵に先制の一撃を与えるのに有効だろう。
リロードが重い上に発射中は誘導しなければいけないため乱戦には向かない。
対ディロイにはもっとも効果的な兵器となる。

バルジレーザーは前作同様の使い勝手。時間式リロードのため功績が足りず撃てないということはないが、連続発射もできないので注意。
アンカーに照射固定して別の武器で戦う、機関砲の代わりにする、寄ってきた敵を切り払うなど汎用性は高い。
スプライトフォールはHARDにおいてはまさに神の鉄槌である。アンカーとアンカーから出てきた敵をまとめて殲滅、コロニスト・コスモノーツを滅殺、輸送船やマザーシップから出てくる敵をそのまま昇天させるなど、条約で禁止されないのが不思議なほどの威力を誇る。
ただし難易度によるFFダメージ軽減の対象外のようで、味方や自分が巻き込まれるとそのまま壊滅するので誤射には特に注意。
射撃モードβは当たりさえすれば強いが、移動中のタイプ2ドローンにも当たらないためネタの域を出ない。

リムペットガンはエアレイダーの数少ない自衛武器。
基本的にはガンシップ要請があるからいらないのだが、地底ミッションの他、輸送船やシールドベアラーはビークルかリムペットガンをどうしても使うハメになる。
(輸送船に関してはミサイルの曲芸当てという方法もあるにはあるが)
種類を説明するのは面倒なのでスナイプガン以外は必要ないものと思っていい。スナイプガンだけはレンジャーのスナイパーライフルに匹敵する威力を持つ。
同じ敵に何度も貼り付けていては倒すのに余計な時間がかかってしまうので、リムペットガンは素早く起爆して戦えるタイプが使いやすい。

ロボットボムやパトローラーは趣味の域を出ないが、敵を上手く誘導すれば洞窟内で壁越しに一方的に攻撃できる。
アサルトビートルは待機中の敵集団に向かって投げておく、洞窟の壁に貼り付けてトラップにするなど、使えなくもない……というレベル。威力は高い。

セントリーガンは有用な武器だが、それだけで敵を殲滅できるほどではない。
デプスクロウラーの上に設置してサブウェポンとするのも一興。
5になって火炎放射型が新たに追加された。稼働時間が長く、洞窟の通路に上手く配置すれば長時間敵の侵攻を阻む。
セントリーガン系はありがたいことに自動リロードされるようになったが、弾を撃ち切った後リロードに入るまでしばらく間が空く特性はそのまま残っている。撃ち終わったのに気がついたら手動でリロード開始しよう。

レーザー誘導装置はミサイルが時間で呼べるようになったことから必要性はさらに小さくなった。
一方でビーコンガンはオンオフどちらにしても相変わらず有用。

パワー/ガード系補助兵器は効果時間が終わってからのリロードとなるため事実上弱体化した。
ガンタイプを味方に貼り付ける場合はなるべく外さないように注意。
ガードポストM2の高い軽減力は被弾しやすいビークルを大幅に強化し、ソーンプロテクターはNPC部隊の生存率を高める。
レンジャーのように配下NPCの回復量を強化することができない代わりに、ゾーンプロテクターによって味方部隊のビークルも守ることが出来るのが強み。

トーチカはHARDではそれほど必要性は高くないが、高難易度では生命線になるだろう。
中距離での射撃戦になるコロニスト・コスモノーツ相手には特に効果が高い。
逆に赤蟻やダンゴムシなど突撃してくる敵には無力。
今作ではビークルにもトーチカを載せられるようになったためシールドベアラーごっこもできるようになった。

サプレスガン?そんなものはない。忘れろ。
弾数1の極単射程に威力減衰までついたカス武器。まともに当てても蟻1匹殺せない。こんなもの使うくらいならリムペットガンでいい。

ビークルは多種多様だが、一部をレンジャーに取られたせいが前作より種類が減っている。
目玉となる新兵器EMCも何故かレンジャーにしか配備されていない。これは問題では?
レールガンもなくなってしまったので滑空砲タイプ戦車を輸送船への狙撃に使おう。
タイタンはレクイエム砲の弾速が劇的に向上しており、きちんと運用すればネタではなく普通に活躍できる。

グレイブも攻撃力こそ低いものの、高い連射力で敵陣を駆け抜けながらそれなりに戦闘ができる。
エアレイダーはとにかくアイテムを集めるのが大変なので、戦車かグレイブの使い方が重要になる。

救急車は敵の火力が高いオンラインで特に有用。ビークルの要請自体は重いので壊さないように注意。
ネグリングは耐久が低く敵に囲まれるとマッハで壊れるので、使うときは安全な場所から一方的に殲滅しよう。

ヘリも大半がレンジャーに取られてしまったが、高速戦闘できるエウロスさえあれば問題ない。
トーチカが載せられるようになった関係で脆さを克服し、弾か燃料が切れるまでは殺戮マシーンと化す。
慣れれば地上のアイテムを最も早く集められる。

ニクス系列は操作感こそ前作とほぼ変わらないが、耐久力が非常に大幅に向上している。
ガードポストを乗せればまさに動く要塞。ヘリが苦手な人でもニクスで突撃すれば大体の問題は片付く。
雑魚の大軍に押し切られそうなときや、空爆の通らないシールドベアラーを相手にするときはこの手に限る。
スピードが速い機種ほど、普通に歩くよりジャンプ連打する方が早く移動できる。また、全ての機種について旋回は空中ブーストで回転するほうが早い。

デプスクロウラーは地底での命綱。
操作にはクセがあるがオフソロエアレイダーでは習得必須なので頑張って練習しよう。
出っ張った脚が無駄に邪魔になるので、味方と一緒に攻撃するときは壁に張り付いて射線を確保すること。
まず壁に登り、移動をやめて正確に砲塔を敵に向けるのがコツ。そして焦らないこと。一度攻撃方向を定めてしまえば、後は発射角を微調整するだけなので難しくない。

プロテウスは……強力ではあるがあまり活躍の機会はないかもしれない。
何故か必要な要請ポイントがバルガより多い。今作はニクスが扱いやすくて強いし……。

対アーケルスの切り札と言われるバルガだが、エアレイダーにとってアーケルス自体は機関砲で簡単に殺せるので必要ない。
バルガの攻撃はコスモノーツに対してアーマーを無視してダメージを与えるため、彼らが多く現れるステージでは絶対に出したい秘密兵器。高い耐久力で囮としても機能する。
ちなみにバルガは左左右、右右左のコンビネーションの他に、L3ボタンでポージングを取る。ポージング中に左で1回転パンチ、ポージング中に右でダブルハンマーパンチに変化する。
ダブルハンマーパンチは発動が遅くリーチも短いがバルガの繰り出す攻撃では最高威力。


●難関ミッションについて
エアレイダーはある程度の性能の装備を持っていかないとワンチャン積みまであるので、オフラインの場合はドロップする武器レベル帯より1段階強い武器を持っていかないと序盤中盤は苦しいと思われる。


・地の底の罠
エアレイダーにとって鬼門となる地底ステージ。その中でも序盤屈指の難易度を誇る。
開始直後に多数の巨大生物に囲まれるため、デプスクロウラーを呼ぶこともできずしばらくは貧弱なエアレイダーの自衛武器で切り抜けなければならない。
NPCはデコイと割り切り、ガードポストとセントリーガンを配置してまずは敵を削る。
デプスクロウラーを呼べるようになったらすぐに呼び出し、その上にガードポストを設置したら敵を強行突破して通路に逃げ込む。
ガードポストにライフベンダーを重ね置きするとさらに安定度は増すが、その場合は武器が1つ減るので悩みどころ。

・降り注ぐ魔球
高速で接近し体当たりしてくるγ型もエアレイダーにとっては苦手な相手。
しかもこのステージでは輸送船も撃墜しなければならず、二重の障害が立ちはだかる。
ガードポストがあれば敵にボコられても落ちる回復アイテム量がダメージを上回る。機関砲や制圧砲でなんとか敵を倒そう。
リムペットスナイパーがあればダンゴムシ、輸送船双方を攻撃することもできるが、ニクスにガードポストを載せて戦うほうが楽。
黒蟻や蜘蛛と違い、ダンゴムシや赤蟻相手だとビークルは壊されにくい上に勝手に近づいてくれる。
もし途中でニクスが破壊された場合ひたすらダンゴムシを狩って功績を貯めよう。

・光の城塞
支援攻撃をことごとく防ぐシールドベアラーはエアレイダーの天敵。しかもこのステージはバリアでほぼ埋まっているため、ベアラーを倒さない限り空爆を通すことはできない。
開始地点はバリアの範囲外のため、ここで味方を集めてガンシップとゾーンプロテクターで粘ってしばらく敵を減らす。
一番手前のアンカーも実はバリアの外にあるのでついでに壊してやろう。
ニクスを呼び出したらゾーンプロテクターを乗っけて進軍。意図的に回復アイテムを拾いながら進んでやると味方が長持ちする。
アンカーより先にシールドベアラーを倒す。シールドベアラーの位置は予め確認しておくこと。
バリアを粗方消せば空爆でアンカーと増援を始末して終了。

・ベース228奪還作戦 第三段階
洞窟と同様のステージ。基本はデプスクロウラーで戦うことになる。
味方は多いが指揮下に入れられないため、勝手に突撃しては敵にボコられてすぐに死んでしまう。
しかしエアレイダーだけはゾーンプロテクターやライフベンダーで無能な味方を守護ってやることが出来る。
道中で拾える戦車やニクスを上手く使えばビークルを温存することもできるので、自衛武器を減らして味方を生かすと楽。
途中で蜘蛛とダンゴムシに挟撃をくらう場所がある。眼の前の蜘蛛に気を取られがちだが、そっちは味方に任せても問題ない。後ろから湧いたダンゴムシに蹂躙されると一気に崩壊するので、敵が通路の向こうで距離があるうちに制圧したい。

・暗闇の秘密
開始直後から多数の敵がアクティブで襲ってくる上に、洞窟ではあるが開けた場所で逃げ場がない。エアレイダーにとって最悪のステージの一つ。
転送装置の場所を見失うと押し切られる可能性もあるので、初期配置は必ず憶えておくこと。Easyで下見をするのがオススメ。
最初は味方がいるので味方に紛れつつリムペットスナイパーで功績を貯める。
デプスクロウラーを呼んだら、ゾーンプロテクターを載せて進軍。ただ、味方の数が心許ないのでガードポストにしてデプスクロウラーをとにかく壊させない選択もあり。
初期配置の転送装置が最後の1つになったらすぐに破壊するのではなく、第二波の転送装置が出現する中央の柱が狙いやすい位置にZEランチャーを設置。
初期配置の転送装置の破壊と同時にZEランチャーを起動する。第二波の転送装置は脆いので、これだけで転送装置を破壊できる。
後はランチャーとは逆側に出現した転送装置を破壊しに行く。
また、エアレイダーは最悪デプスクロウラーで登ってこれるので、下に落ちた回復アイテムで体勢を整えるのもあり。


・最大最後の激突
レンジャーにとっても難関だったがエアレイダーにとっても本当にしんどいステージだった。
最初にエアレイダーもバルガを呼び出して一緒に暴れる戦法を考えたが、ハードで拾えるバルガは性能が低く破壊されてしまう。
バルガを何体でも呼び出すことは出来るが、常にエルギヌスやアーケルスに囲まれるため乗り換える前に殺される事故が多発。
結局戦車やグレイブを使った高速戦法が安定した。

ミニガン+機銃掃射+ガードポストを装備。ビークルは滑空砲の戦車がいいだろう。
序盤は後ろからミニガンや機銃掃射をどんどん撃ち込むだけ。バルガに巨大生物が集まったところに機銃掃射で積極的に掃除してあげるといい感じ。
シールドベアラーが現れたら本番。ビークルにガードポストを載せて突撃。敵の攻撃は無視してとにかくベアラーを破壊する。
このときエルギヌスやコスモノーツとの接触に注意。ビークルが触れるとハヴォック神の力で画面端まで吹っ飛ばされる。
後は飛行勢力を支援要請で減らしながらバルガの投下を待つ。味方が壊滅したらビークルでひたすら逃げるしかない。
アーケルスの2,3体くらいならバルガがなくてもエアレイダーなら始末できる。
また、ガードポストの代わりにゾーンプロテクターでもいい。味方の援護にもなるしバルガの足元に載せることで自分のバルガも強化できる。


・強行突入
光の城塞がさらに難易度を増したようなステージ。支援攻撃がほぼ使えない上に増援で来る緑蟻が厄介。
ここはニクス レッドシャドウの出番。というか赤影ナシでクリアできるプランはあまり考えたくない。
ミニガン+ガードポスト+パワーポストを装備。
まずは味方が前進するのを見送りつつ、左手前のバリアの上にミニガンを要請する。手前のアンカーから出てきた蜂が上手い具合に引っかかってくれる。
アンカーを守っている重装歩兵が反応して、大抵の場合バリアの外に出てくるのでミニガンで始末する。
大体ビークルが呼べるようになっているので赤影召喚。ガードポストとパワーポストを載せて暴れる。
赤影は非常に強いのでガードポストを載せれば壊されるより先に次が呼べるようになるはず。緑蟻には火炎放射が非常に有効な武器となる。
適宜新しいビークルに乗り換えつつ敵を倒していく。乗り換えるときに赤蟻に噛まれないようにそこだけは注意。
最悪赤影を失ったらバリアの外に出てミニガンで粘る。落ちているアイテムも多いので簡単には負けないはずだが、状況が悪ければ素直にやり直したほうが早い。


それでは。