本当にね……パックマン使う人が増えて欲しいのでプレゼン記事です。

●パックマンの魅力



パックマンのファイトスタイルは変幻自在のトリッキータイプです。
特殊な性質の飛び道具・フルーツターゲットと無限の可能性を持つ設置技・消火栓を軸に、相手に的を絞らせないように立ち回りながらダメージを蓄積し、隙を見てフィニッシュを叩き込みます。
セットプレイの荒らし性能が高く、対戦相手にとってはジワジワ追い詰めてくる「いやらしい敵」。
高いダッシュ能力とジャンプ力を持ちながら落下スピードは緩く操作性にクセがないため、悠々と戦場を駆け回り相手を撹乱できます。
また、中量級の重さかつ復帰能力はトップクラスで、たとえ復帰妨害されても横Bと上Bだけで戻ってくるので「直接撃墜しない限り何度でも戻ってくる」という強いプレッシャーを相手に与えます。
個人的にはパックマンの効果音がとても魅力的で素敵。


●初心者向けなのか?



プリンの最後の切りふだを見てからでも完全に逃げ切る圧倒的滞空力。
何と言っても扱いやすい中量級、そしてこのバカ高い復帰能力こそ初心者向けの証。
そして横スマッシュが強い。滅茶苦茶強い。アホみたいに強い。初心者ならとりあえず横スマ振っとけば決め手には困りません。
飛び道具もあるので適当にバラ撒いているだけでも有利が取れます。ダッシュ攻撃や横Bなどの突進技も強力。
横B→上Bの復帰だけ少し練習すれば、あとはスマブラが初めての人でも使っていけるでしょう。
あとパックマンプレイヤー人口が少なすぎてキャラ対できてない人ばっかりなので楽です。


●どうしてパックマン使ってくれないのよ
パックマンを使うにあたっておそらく最初につまづくポイントは、フルーツターゲットの種類が多くて覚えきれないとか、消火栓のセットプレイが可能性の塊であるが故に何したらいいかよく分からないとか、そんなとこでしょう。


初心者はそんなこと気にせんでいいーーーー!!!!!!!!

どのサイトもなんか難しい解説とかコンボとか書いてあるけど読み飛ばせ!!
そんなの初心者は実戦で出せないからすぐに覚える必要ないんじゃ!!
フルーツターゲットなんか大体前に飛ぶから全部投げろ!

とりあえず横スマ振っとけ!
横スマさえ出せればパックマンは勝てる!




●パックマンの各ワザ紹介
簡単な解説にクッソ長い本文を付け足したので、初心者は冒頭だけ読んで残りは飛ばしてくれ。
いきなり全部読む必要はない。

・A
小パン2発からのサマソ。百烈なし。初心者にも特に言うことのない普通の性能。
地味に範囲が狭い。ガードされたら2発目で止めたいところ。
小ネタとしてパックマンはAを空振りで押し続けると初段のパンチが連射できる。
置き性能はあるがリーチが短すぎて無意味。むしろアイテム拾いをミスったときにこれが出て硬直しやすいので注意。

・横強
足を伸ばしてキック。出が早く後隙も小さいパックマンのメイン武器。
初心者は前歩きしながらガンガン振れ。
見た目からはちょっと意外なリーチを誇り、牽制でも気軽に振れて刺さりやすい。
ただし吹っ飛ばしがとても低く、当てても相手が暴れるとカウンターを貰いやすい。相手の蓄積%が低いときは注意。
下シフトで崖掴みの相手を咎められる。が、ふっ飛ばしが弱すぎるのでフルーツでも溜めてた方がいいのでは……?

・上強
真上にパンチ。存在意義を疑うほど左右の判定が狭く、立ち状態の相手には密着しても当たらない。
初心者は忘れていい。
実は手に無敵判定があり、相手の落下攻撃に一方的に勝てたりする。上級者は普通に使うらしい。怖いね。

・下強
一瞬クラシック姿になり僅かに突進してその場に戻る。
初心者は忘れていい。
出が早く後隙が小さい。口が閉じる瞬間1/4身ほど前進しており、見た目より意外とリーチはある。
しかし前方に地面距離のない場所で使うとワザの距離だけ後退するため崖際で使えない。
横強と違って吹っ飛ばしが高く、相手を軽く跳ね飛ばすのには使えなくもない。

・DA
ダッシュしながらクラシック姿になり突進。崖際で使っても落下しない。
初心者はガンガン振れ。
突進の最後の部分だけふっとばしが発生するが、位置関係により途中のカス当たりで終わることも多い。
しかしこの技は後隙が非常に小さく、相手にガードされてもそのまま走り抜けて逃げることが可能。(絶対ではないぞ)
フルーツターゲットのベルやボス・ギャラクシアンをキャッチするときに暴発しがち。動きがワンパターンだと反撃をもらいやすいので多用に注意。

・横スマ
アカベエを横に突き出す。神に愛されたクソ強性能。
初心者はひたすら擦れ。これを振った回数で勝利が決まる。
まず判定が強い。クリティカル判定はアカベエにあり、アカベエ自身は無敵なので相手とかち合っても一方的に勝つ。
パックマンとほぼ同サイズの攻撃判定が腕を伸ばして横に出現するので左右リーチも上下判定もデカい。
倒したら(横スマを)すぐ刺す!これが鉄則だ!
前後隙は普通だが、判定がカス残りするので直撃しなくても相手に軽く当たることがある。

・上スマ
アオスケを真上に出す。横スマの真上バージョンだが、こちらは少し使いにくい。
初心者は無理に使わなくてもいい。
出す瞬間に前方に腕を振り上げるためやや出が遅い。
この腕にも攻撃判定があるので、一応地上目の前の相手も上に持ち上げて当てることはできる。

・下スマ
ピンキー、グズタを同時に左右に出す。素直な下スマ。
だが初心者は忘れていい。
吹っ飛ばしベクトルは低いが下スマで倒せるなら横スマで倒せる。
相手の転がり読みで出すくらい。

・空N
クラシック姿になり空中で回転。出が3Fと異常に早く高性能。
初心者はグルングルン回ろう。
全身に判定がありジャンプして降り空N出しておけば大体なんとかなる。コンボでも腐るほど使う。
ガーキャン行動にも適しているが、リーチだけはさすがに短い。

・空前
前方に向かって回転キック。空中で出す横強。パックマンの重要なコンボパーツ。
初心者は前ジャンプしながらガンガン蹴れ。
小ジャンプからでも余裕で2回出せるほど全体動作が短く回転率が高い。
吹っ飛ばしが低いがゆえに連続で当てることができ、相手を場外に運ぶ。

・空後
後ろに向かってドロップキック。すべて標準的な性能。
反転空後なんて初心者には無理なので狙わなくていい。
そこそこ吹っ飛ぶので崖端では撃墜手段として候補に上がる。

・空上
上空に向かってサマーソルトり。これまた標準的な性能。吹っ飛ばし力は低い。
初心者は上投げ→空上だけはやっておきたい。
出した瞬間僅かに浮き上がる性質がある。上級者は地上コンボに組み込むらしい。怖いね。

・空下
下に向かって4連続踏みつけ。素直な性能が多い空中技の中では唯一異彩を放つ。
キチンと当てるのは難しいので初心者は忘れてもいい。
踏みつけの4発目に、パックマンの向いている方向に横ベクトルが発生する不思議な性質を持つ。
出している間にパックマンの動きを調節しないと上手く当たらないが、長時間判定が出る関係上崖外の攻防で存在が光る。

・つかみ
腕からビームを出して相手を捕獲する。
初心者は相手が露骨にガードを張り続けてるな〜〜と思ったら使おう。
つかみの持続判定が滅茶苦茶に長く、相手がその場回避しても掴むことができる。これは全ファイターの中で唯一パックマンのみが持つ特徴である。
その代わりリーチは少し長い程度、隙は最長レベルとリスクも高いので気軽には振れない。
飛び道具で相手がガードを固めたところを狙いたい。

・つかみ打撃
実に標準的な性能。
初心者は1,2発叩き込んでから投げるくらいでいい。

・前投げ
押し出すように相手を投げる。
初心者は忘れていい。みんな忘れている。
吹っ飛ばしが弱く撃墜手段にはならない。
利点としては全体動作も隙も短いので、何らかの理由で素早く相手と離れたいときに使う。

・後ろ投げ
スイングして相手を後ろに投げる。
初心者に限らず崖を背にして掴んだらとりあえずこれ。
吹っ飛ばし力が高く崖際では撃墜手段になる。
撃墜できなくともパックマンは復帰阻止のスペシャリストなので、崖外に出すのは純粋に強い。

・上投げ
真上に放り投げる。主に使う投げ。
初心者は上投げ→空上だけはやっておきたい。
ダメージを稼ぐ投げ。上強、上スマで着地狩りなど有利な展開にできる。

・下投げ
クラシック姿になり相手を地面でガブガブ。
初心者は忘れていい。みんな忘れている。
前投げより低いベクトルで飛ばすが撃墜には使えない。ただし相手が地面でバウンドすれば追撃できる。
ガブガブ中は打撃判定が出るが範囲が小さすぎて使い物にならない。投げの発生が遅いので4人乱闘では使わないほうがいい。

・B
フルーツターゲット。フルーツを生成し投げる飛び道具。チャージ段階によってフルーツは変化する。
初心者は深く考えず暇があったら適当に投げればいい。とりあえず全部前には飛ぶ。
(共通事項)
フルーツはチェリー⇒イチゴ⇒オレンジ⇒リンゴ⇒メロン⇒ボス・ギャラクシアン⇒ベル⇒鍵と変化する。
チャージ中にパックマン本体が攻撃を受けるとフルーツを落とす。実はチャージ中のフルーツにも当たり判定があるが、こちらはヒットストップが発生するだけで落とさない。
チャージは空中でもできる。また、いつでも中断できる。
投げる瞬間に逆方向に入力すると後ろに向かって投げられる。横Bに化けないようコツがいる。
投げたフルーツは消える前に全員がアイテムとしてキャッチできる。相手に奪われることもある。
メロン以下のフルーツは相手や消火栓に当てて跳ねたところをキャッチするのが基本。
キャッチしたフルーツをアイテムとして投げた場合はもうキャッチできない。
パックマンがアイテムとしてキャッチしたフルーツは、もう一度ワザとして投げる(アイテムキャッチ可能)・再チャージすることもできる。
自分のフルーツが存在する限り新しいフルーツは生成できない。
投げたフルーツは消火栓の水流によって影響を大きく受ける。

(アイテムキャッチ)
アイテムとして保持したフルーツは以下の特徴を持つ。
・ワザとして投げるよりアイテム投げは前後隙がとても小さい
・ガーキャン投げができる
・上下にも投げられる(ボス・ギャラクシアン以外は全て同じ平凡な軌跡になる、当たったときの効果はフルーツに準じる)
・空中でアイテム放しができ、全て真下に落ちる。(当たったときの効果はフルーツに準じる)

(チャージの中断)
チャージは以下の行動で中断できる。
地面:ジャンプ、左右入力(転がり回避)、下入力(その場回避)、ガード
空中:ジャンプ、空中緊急回避
できるだけジャンプで中断すると戦い易い。
崖外でチャージして空中ジャンプキャンセルすれば、パックマンはステージの一番下からでも余裕で復帰するので安全にチャージできる。

(各フルーツの特徴)
チェリー:
少し前に飛んでワンバウンドして消える。
威力・射程距離・吹っ飛ばし力、全てにおいて最弱。しかし史上最弱が最も恐ろしい。マギィィ
崖外に向かってB連打で投げまくると下から復帰しようとする相手に刺さる。出が早いからこその力。

イチゴ:
全てにおいてチェリーより少し性能が上。
役目はほぼ同じで、崖外に向かって投げつける。
ほんの一瞬溜めなければいけない関係上、逆に出すのが難しい。

オレンジ:
そこそこの速度でそれなりの距離を真っ直ぐ真横に飛ぶ。
威力もかなり上がってくる。一番素直な性能で使いやすいのに、吹っ飛ばしベクトルは驚異の真横
崖外でくらったほぼ全てのファイターの復帰を許さない凶悪極まりない存在。

リンゴ:
投げると斜め下に飛び、地面に沿って最大3回バウンドする。
平坦な地面では跳ねながら横に飛ぶが、ジャンプすると斜め下に飛ぶので相手の意表を突きやすい。
ふっ飛ばしベクトルが上方向に強く、蓄積140%くらいから主な撃墜手段になる。

メロン:
投げるとゆるふわっと横に飛び、1回だけバウンドする。飛ぶ距離が長く、速度が非常に遅い。
威力、吹っ飛ばし力ともにリンゴを上回るが、はっきり言って最弱のフルーツ。
速度が遅いということは敵に奪われやすいということ。また飛ぶ距離が長い=場に存在する時間が長いので、奪われても外してもすぐに新しいターゲットを生成できなくなる。
ダメージを稼ぎたいなら次のボスギャラクシアンが有利だし、吹っ飛ばしも「リンゴでは撃墜できないがメロンなら撃墜できる」%帯が誤差レベルしかない。
飛ぶのが遅いので自分で走ってアイテムキャッチできる、緩急の差をつけると相手の意表がつける、くらいしか利点がない。

ボス・ギャラクシアン:
ボス・ギャラクシアンを横に飛ばし、少し進んで1回宙返りして飛び去る。フルーツ……?
飛び去る方向には少しランダム性がある。
ダメージ効率がべらぼうに高く、1ヒットで10%、宙返りで2ヒットすれば20%稼げる。
これを投げて空前、空Nあたりでごちゃごちゃして大ダメージを稼ぐ。
飛び道具を貫通する性質があり、相手の飛び道具を打ち消して飛ぶことができる。

ベル:
ベルを斜め上方向に投げる。ベルは少し飛んで真下に落ちる。
ヒットすると相手が痺れてほんの少しの間行動不能になる。痺れ時間は相手の蓄積%に比例して長くなる。
ベル痺れに横スマをブチかますのが最もメジャーなパックマンの撃墜手段。露骨に狙っても簡単に避けられるものではない。

鍵:
鍵は目視困難な速度でかなりの距離を真っ直ぐ飛ぶ。
単体の威力・ふっ飛ばし力ともに最強のフルーツ……なのだが、なかなか鍵単体で相手を倒すのが難しい。
溜めるのに時間がかかる割には工夫して当てないと撃墜できない微妙なフルーツ。
そのまま投げるより空前や後ろ投げなどで相手の体勢を崩してから投げたい。
全ての飛び道具を貫通するため、相手の飛び道具を一方的に打ち消して当てることが可能。

・横B
パワーエサ。パワーエサを放出し、クラシック姿になって突進。パワーエサを食べるとさらに強力な突進攻撃に切り替わる。
初心者なら長距離から露骨に出してもいい。復帰手段に使うので斜め上や真上方向への復帰だけは必ず練習しよう。
(突進について)
パワーエサ取得後の突進は威力もふっ飛ばし力も高い。
パワーエサを食べた瞬間はスーパーアーマーとなりどんな攻撃にも耐える。
上方向から最大まで角度をつけても真後ろには進めないが、空中で下方向からなら真後ろを攻撃することは可能。
突進の途中でステージ床に当たった場合床に沿って急転回する。
ある程度の角度で崖や壁に衝突すると突進がキャンセルされ軽くふっ飛ぶ。復帰するとき崖にぶち当たったら即座に上Bで復帰するのを忘れないように。

(パワーエサについて)
Bボタンを長押している間パワーエサの方向を少しだけ変えられる。突進距離も伸びる。
空中でパワーエサを放出すると突進発動までに最大で空中ジャンプ1個分くらい落ちる。復帰するときは突進前に落下判定が出ないように。
パワーエサは何らかの攻撃を受けるとアイテムとして落下する。
パックマンが突進前に落ちると突進自体がキャンセルされ、突進後に落ちると落ちた瞬間に向いている方向へ弱い突進が続く。
復帰のときにパワーエサを落とされるとかなり危険なので注意。
落下したパワーエサは2%の回復アイテムとなる。
パワーエサは攻撃を受けても消失しない性質があり、実は相手の飛び道具にわざと落とさせることで盾にすることができる。
サムスのチャージショットのような強力な飛び道具もサクッと消せる上に回復アイテムが転がることになる。
パワーエサは突進前なら落とされても隙がほとんどない。速度の遅い飛び道具の牽制に対しては延々と回復が可能。

・上B
パックンジャンプ。その場でトランポリンを生成しジャンプする。
ジャンプ上昇中は攻撃判定となるが威力は低い。上昇が終わるとしりもち落下となる。それ以外の行動はできない。
面白い特性が多いワザだが、初心者はとりあえず復帰にだけ使おう。
(トランポリンの特性)
トランポリンは生成後最大2回まで追加で踏むことができ、踏むと色が青→黄→赤に変わる。
青→黄の順番で踏んだときのジャンプ力が高くなる。黄色のトランポリンのジャンプ力は非常に高い。
赤のときに接触すると浮き上がらずその場でしりもち落下となる。
トランポリンの発生は僅か1Fという超高速であり、相手の不意をついて飛び上がることができる。
生成したトランポリンは赤状態で踏む、数秒経過する、新しいトランポリンを生成すると消滅する。
トランポリンはガードや緊急回避で避けることができない。接触した場合は必ずジャンプが発生する。
ふっとび中でも関係ないので、トランポリンで浮き上がったところにメテオされてもトランポリンでまた帰ってくることがある。
トランポリンジャンプは横ベクトルが消失するので、連続ジャンプで高さを稼ぎたいときは左右入力を完全に切ると安定する。多少ズレて接触してもジャンプするときにトランポリンの中心に位置調整される。

(自分以外に対するトランポリンの特性)
トランポリンは生成したパックマン以外も乗ることができる。
また、相手のみトランポリンを攻撃することができる。いずれもトランポリンの踏める回数を消費する。
生成したパックマン以外がトランポリンに乗ると通常の空中ジャンプが発生する。
これはパックマンも例外ではなく、相手のパックマンが生成したトランポリンに乗ると通常の空中ジャンプが出る。
タッグ戦で味方の復帰を助けるのにも使える。
トランポリンはガードや緊急回避で避けることができないため、地上で出すと相手にはジャンプしないと超えることができない障害物となる。
地上ダッシュがクソ速いCファルコン、ソニック、リトルマックなどには地味に嫌な罠。
もちろん密着した状態のトランポリンアタックはガー不になる。
攻撃を受けても消失しないため、一応飛び道具に対する盾としても機能する。薄すぎて狙って使うのは難しい。
赤状態のトランポリンに接触するとしりもち落下になるのは相手も同じ。相手を赤トランポリンで落とせれば爽快だが、狙って行うのは難しい。

・下B
消火栓。消火栓を生成する。消火栓は一定間隔で左右、または真上に2回水を吹き出す。
弾き飛ばせば強烈な飛び道具となる。
初心者は上から落として相手に当てることと、遠距離から横スマで飛ばして飛び道具として扱うのがいい。
(消火栓の特性)
空中で生成すると真下に落下する。落下中は攻撃判定がある。地上で出しても一瞬攻撃判定が発生する。
床に落ちると設置されるが、床に一定以上の角度があると設置されずに転がる。
この転がりにも攻撃判定があり、地面を這う飛び道具として非常に優秀なので各ステージで「消火栓を設置できない場所」を覚えておきたい。
消火栓は13%程度の累計ダメージを受けると吹き飛ぶ。(設置前でも飛ぶ)
吹き飛んだ消火栓はかなり判定の強い飛び道具となる。
消火栓が飛ぶ方向・速度などは最後に当てたワザのベクトルにのみ依存する。
飛んだ消火栓の威力はベクトルに依存しないので、強く飛ばしても威力が上がるわけではない。
自分以外の相手も消火栓を飛ばせる。消火栓はぶっ飛ばしたファイターの飛び道具として扱われる。
消火栓が水を吹き出す少し前にキャラが上に乗っていると上に水を吹き出す。
水流は他のファイターをノーダメージで押し出す。抵抗できないほどの勢いではないが、相手の復帰を妨害する力は十分ある。自分が押し出されても焦らないように。
また、水流に当てたフルーツは凄まじい勢いで吹っ飛ぶ。
当てた位置で軌道が微妙に変わるので狙うのは難しいが、水流に当てた鍵などはもはや視認不可能な速度で飛ぶ。
自分の消火栓が存在する限り新しい消火栓は生成できない。また、消火栓消滅後1秒程度の間も生成できない。

(消火栓の使い方)
空中から真下に落とす飛び道具として非常に優秀。
飛ばして相手の復帰を妨害したり、相手の着地狩りを拒否するのに使える。
空中で出すと一瞬パックマンが浮くので、それだけで相手のタイミングをずらすこともできる。
直接当てなくても置いてあるだけで相手の行動を制限できる。
消火栓は相手も吹き飛ばせるが、消火栓の使い方なんて練習してる他ファイターはまずいないので基本的に出せば出すだけ得。
ほとんどの攻撃はベクトルが斜め上なので、消火栓は少し前にいる相手を飛び越して遠くへ飛ぶ軌跡を取る。
逆に言えば、消火栓を相手に飛ばされそうなときはその位置に逃げれば自分には当たらない。
相手が消火栓を排除しようと攻撃した隙にカウンターを決めてもいい。
ただし、パックマンが1発で消火栓を飛ばす方法は各スマッシュ・鍵・Bギャラクシアン(2ヒット)以外にないが、重量級ファイターは強攻撃や空中攻撃の1発で消火栓を飛ばしたりもできることには注意。
あえて飛ばさずに消火栓を盾にもできる。大抵の飛び道具なら1発は耐える。

(消火栓の飛ばし方)
地面設置で降りながら空後、または空中設置で着地直前に空Nなどを当てて消火栓へのダメージを稼いでから、本命の攻撃で飛ばすと消火栓の動きに種類をつけやすい。
大きく遠くに飛ばすより、なるべく小さく近く飛ばすことで消火栓と同時に相手に攻め込みたい。
以下は特殊な軌道になる飛ばし方。

A:
小さく前に飛ばすが、やや高めに飛ぶ。他の飛ばし方が安定しないとき、即座に出したいときは有効。

上強:
台下限定。小さく上に飛ばす。左右にも気持ち程度動く。

DA(序盤):
ダッシュ攻撃と重なるように消火栓が飛ぶ。

空後(カス当て):
立ちAよりさらに小さく前に跳ねる。便利だが当てるのが難しい。

空上:
立ちAよりさらに小さく前に跳ねる。便利だが地上で当てるのが難しい。

空下(前半):
かなり小さく転がるが、空下の隙が大きくなるので小ネタ程度に。

上スマ:
隣接して上スマを出すと振り上げる腕に当たって消火栓が背後の方向に遠くまですっ飛ぶ。
崖際に消火栓を出してしまって反対側に強く飛ばしたいときの小ネタ。
もちろん台下から上スマで叩けば消火栓は大きくほぼ真上に飛ぶ。

リンゴ:
斜め上に大きく跳ねるが、左右への移動は控えめ。ついでにリンゴをアイテムキャッチしてセットアップ完了。

ボス・ギャラクシアン:
比較的飛びは小さい。凶悪な2種類の飛び道具が前方に飛ぶのでさらに凶悪に。

ボス・ギャラクシアン(アイテム落とし):
アイテムキャッチしたBギャラクシアンを空中で落として消火栓に当てる。
Bギャラクシアンの使い方としてはかなり勿体ないが、混戦では不意打ちになる。

上B:
消火栓に接触しながら出すと地上でも当たる。消火栓が真上に小さく跳ねる。左右にはまったく動かない。相手の崖上がりに重ねると強い。

・最後の切りふだ
スーパーパックマン。巨大なクラシック姿になって突進。ステージの上下左右を数回ループして突き抜ける。
ループを繰り替えすと徐々に速度が遅くなるが、遅いほうがふっ飛ばし力は強くなる。
初心者は発動可能になったらすぐに使おう。
発動に対象を選ばず、攻撃範囲が非常に広く、持続時間が長く、高速で移動するのでこのワザから完全に逃げ切るのはかなり難しい。4人乱闘でも一撃で逆転できる可能性があるほど強力。
なるべく崖端、それも少し外に飛び出して床下あたりから発動したい。
発動した瞬間に少し浮き上がるので、そのまま発動すると地面にいる相手に初段が当たらないことがある。
高速で左右をループするので発動する方向を間違えてもフォローできる。
突進中は上下に角度を変更することができるが、発動地点を中心に角度を変える直線軌道のため直上直下の相手を狙うのは非常に苦手。
上下に向けるのに時間がかかるので、上下に台のある場所で発動するとそれだけで逃げられてしまう可能性もあるので注意。
また、アイテムに接触すると食べてしまい消滅する。消したくないアイテムがあれば食べないように注意。


●初心者パックマンのまとめ
・前強、空N、空前で暴れろ
・距離が離れたらフルーツ適当に投げとけ
・時々ダッシュ攻撃や横Bで突っ込め
・なるべく動き回れ
・相手の上に行ったら消火栓落とせ
・ダメージ溜まったら横スマ
・相手が崖外に飛んだらフルーツ投げろ
・復帰は練習しとけ


以上!