エンダーマンでVIP行けるようになったのでみんなに使ってもらいやすくなるよう祈ってプレゼン記事です。

スティーブ(マインクラフト)の魅力

スティーブのファイトスタイルは必殺技による盤面制圧で相手の動きを封殺して強力なフィニッシュを叩き込む設置型飛び道具パワーファイターです。
足場にも壁にもなるブロック配置、凶悪な性能のトロッコ、圧力が尋常ではないTNTで相手の動きを縛り上げ、重量級並みのパワーで相手をぶっ飛ばします。
DLCだけあってその性能はおしなべて高く、Tier最上位に入るキャラであることは間違いなし。
復帰も強くブロックに乗れば空中ジャンプまで復活する関係上、スティーブの復帰を完璧に咎めるのは困難を極めます。
その一方で復帰阻止・崖狩り性能は全キャラ最強クラスで、スティーブ相手に外に飛ばされたキャラはどれだけ復帰が強くても地獄を見ることに。
資材と装備がそろったスティーブの圧倒的ルート開拓力を見せつけてやりましょう。


●初心者向けなのか?
世界で一番遊ばれたゲームの主人公とは思えぬほど、初心者向けとはかけ離れた高難度キャラクターです。
まず復帰が難しい。独特の滑空軌道になる上Bはまずキチンと練習しなければただの復帰すらままならないでしょう。
次に攻撃が当たらない。ジャンプが低く攻撃がどれもリーチが短いため差し込み性能は極めて低いです。
基本的には待ちキャラなのであまり積極的に攻める必要はないものの、いざダメージを稼ごうと思ったときになかなか起点が作れないのが厄介。
つかみはワイヤーなのでリーチはあるものの、背の低い相手に当たりにくい割に隙が大きくかなり弱いです。
ガーキャン性能も低くつかみも弱いとなれば、手数の多い相手には差し返しも苦手
また鉄やダイヤといった武器が作れないと不利なのに採掘の硬直はかなり大きめ。素材管理も大変です。
強力なトロッコも警戒されると後隙を狩られたり、足の早い相手には採掘もままならず、何もできないまま負けてしまう……常に立ち回りの厳しいキャラとなっています。
総じてオンライン人気の高いスピード系剣士タイプとの相性は悪いと言わざるを得ません。
幸い撃墜択には困らないので、相手の蓄積がバースト圏内に入ってしまえば採掘の時間も増えるし、強いワザの判定を適当に振り回しているだけで一転して有利になるキャラでもあります。


●スティーブはこう使う
まずは石武器を作ることを目指す。普通に掘ると鉄が増えてしまうので、いっそトロッコ、空下、下投げで鉄を適当に消費してからクラフトした方が安定する。
戦場の床、終点などで採掘するときはブロック1段でもいいからなるべく壁を作ること。相手がブロックに近づいたら迎撃する意識を持つ。
石武器ができたら戦闘メイン、隙があれば採掘という流れに移る。
立ち回りではなるべく適当にブロックを起きながら動くといい。基本的に場にブロックがない状態だとスティーブは立ち回りで勝てないキャラが多い。
例えばただ空前を撃つより、ブロックを置いて降り空前を出す、など工夫しよう。
スティーブはつかみこそ弱いが、投げが強いのでなるべく狙いたい。相手がこちらにダッシュしてきたら合わせてこちらも前に出ながらつかむか、相手の着地を狙ってつかむといい。
相手の蓄積が低ければ下投げ、溜まってきたら前投げや後ろ投げで飛ばす。崖展開や採掘時間の確保など、投げで非常に強いアドバンテージが取れる。
スティーブの代名詞である上強も当然強い。だが上強のコンボは超上級者向けなので、初心者は適当に振り回して上スマで締めた方がいいだろう。
ガードからガーキャン空前/空後も強い。というかガーキャン行動はほぼそれ以外に選択肢がない。
相手の蓄積が溜まってきたら横スマ/下スマ/空下/空後/金トロッコなどで撃墜を狙う。撃墜できなくても相手を大きく飛ばせばその分採掘できるので有利。
困ったら適当にブロック置きまくって空前空後空下トロッコあたりを振り回してわちゃわちゃすれば相手も混乱してなんとかなる。ならないこともある。


●スティーブの各ワザ紹介
初心者は冒頭だけ読んで残りは飛ばしてくれ。
いきなり全部読む必要はない。

・弱A(横強)
剣を軽く振って攻撃。リーチはないが歩きながら連発できる。
封印推奨とまではいかないが、積極的に使うほど有利な攻撃ではないので初心者は無闇に振らないように。
これもスティーブの象徴的な攻撃。重量級、フォックス族にはこれだけで崖端へのお手軽運びコンボができる。
しかし単に連打するのではなく相手のずらしを見ながら目押しが必要なため、実際にはかなり難しい。
威力が低いので相手のシールドに押し付けられるようなワザではないが、ガーキャンをその場回避で避ける、つかみを通す、空下で潰す、たまにはそのまま押し付けてみるなど、択を散らせば相手にとっては結構脅威になる。

・上強
上に向かって斧を振る。リーチはないが歩きながら連発できる。
初心者では十分なリターンが見込めないので、差し込みで使うよりジャンプした相手の下に潜り込んで連射しよう。
上強は即死コンボ動画などで大流行したため強いと思われがちだが、あのようなイカれたコンボを実戦で決めるのはとてつもなく難しい。少なくともVIPレベルで使えるプレイヤーはいない。(私含めて)
ただ、あそこまで行かなくても妥協コンボで40%〜50%は稼げる訳だからやはりイカれている
しかし横のリーチがほぼ密着しないと当たらないほど狭く、相手も最警戒しているので、迂闊に狙っても痛い目を見るだけである。
基本的には相手のジャンプ攻撃をくぐりながら対空で振るワザ。
差し込むなら全キャラ最高の「歩行初速」を活用して素早く動いて相手の攻撃の空振りを誘ったり、ジャンプしながら降り空上始動で繋げよう。
間違えて金武器を作ってしまったら露骨に上強と空上を押し付けまくろう。他の武器と違って相手の出が遅いガーキャン行動なら潰してしまうほど連射力が高いので相手も混乱する。


・下強
火打ち石で火を起こす。火の持続は長く、崖の下に落ちる。
初心者は忘れていい。
下スマより発生が遅く、下スマより持続が長く、下スマより全体Fが多い謎の下強。
相手が0%のときに引っ掛ければつかみが確定するので振る価値はあるものの、正直かなり使いにくい。
その場回避やその場上がり狩り、崖の復帰阻止に使えなくもないが……という程度。とにかく発生が遅い。
復帰阻止で当たったらトロッコで追撃、または別のワザで崖狩りの準備した方がいい。
ドンキーとクッパの復帰にはやたら刺さる。

・DA
ツルハシを大きく踏み込んで振り下ろす。
スティーブでは貴重な差し込みワザなので初心者は多めに振っていいが、やりすぎ注意。
発生・リーチ・持続はスティーブにしては優秀。
相手の蓄積が低ければDA→DAみたいな怪しいコンボもできるし、当てた後の状況もいい。
しかし先端当てがどうしても持続部分になりがち、撃墜力不足、崖捕まりを咎められないなど決定力が不足する印象。
着地狩りに素早く振るくらいの用途で終わる。他のワザが強すぎるだけかも。
DAと見せかけてつかみを通すなど少し工夫しよう。

・横スマ
剣を一瞬溜めて大きく振る。踏み込む上に剣閃のエフェクトにまでヒット判定があるので見た目よりリーチが長い。
初心者は適当に振り回していい。
リーチもさることながら、ダイヤ武器なら重量級に匹敵する横スマをわずか13Fで出せるため非常に凶悪。
だいたい90%程度の蓄積でステージのどこからでも相手をお星様にしてしまう。
全体Fも少なめで先端当てを意識すれば反確もほとんどない。
ただし武器の耐久値を大幅に減らしてしまうのでさすがに振り放題とまでは行かない。ガードされたら空下など別のワザでガーブレも狙っていきたい。

・上スマ
マグマブロックを頭上に召喚してツルハシで破壊。見た目は豪快だが外すと悲惨
初心者には使いにくいので封印してもいい。
発生8Fと他キャラの強攻撃並みの速度で出せる。これは上強や上Bからでも余裕でコンボになる速度。
空中機動力が低い代わりに判定の強い攻撃で着地を誤魔化すキャラ(例:クッパ)へのガンメタとして機能する。
判定が広いので空中移動回避しても引っかかることがある。
スティーブの崖狩りを恐れて崖スキップで頭上を飛び越えようとする行動も狩れる。崖においてスティーブは無敵。
武器が壊れても威力が変わらないスマッシュなのでいつでも頼りになる。
ガーブレしたら上スマで星バーストを狙いなるべく採掘時間を伸ばしたい。
唯一の弱点として外したら死ぬ。ガーキャンで振るのはヒットを確信したときだけにしよう。

・下スマ
溶岩バケツで前後に溶岩をばら撒く。発生・判定・リーチに優れ、吹っ飛びベクトルもいい。
初心者は横スマともども振り回していいワザ。
発生8Fと他キャラの強攻撃並みの速度で出せる。スティーブは全体的にスマッシュ攻撃の出が異常に早い。
判定は強いが地味に飛び道具であり、反射/吸収/しまうができるので注意。反射されたら死ぬ。
発生が早いのに持続もかなり長いので、その場上がりを見てから余裕で狩れる。
普通に崖捕まりにも当たるが崖外に出せば僅かに落ちる性質があり、崖では滅法強い。
しかもベクトルは脅威の真横復帰弱者だと横スマなら死なないのに下スマだと帰ってこれないような事態も起きる。
武器が壊れても威力が変わらないスマッシュなのでいつでも頼りになる。
ただし持続と引き換えに全体Fが長く、上スマほどではないが前側はガードからでも手痛い反撃を受ける。
ちなみに密着でガードされたとき前後の溶岩が両方当たることがある。DLC〜〜って感じの性能だ。

・空N
ジャンプしながら弱攻撃と似たモーションで剣を振る。
出が早く初心者でも使えるスティーブの主力ワザ。空前に繋げたい。
わずか4Fで出る空中攻撃。前方向にしか攻撃できないが、つかみがアレなので事実上有効なガーキャン行動はこれ。
SJ空前剣、SJ空後剣と似ているが別のワザなのでワンパターン相殺は共有しない。

・空前
前方に向かってツルハシを振る。小ジャンプ最速で出すと空Nと同じく剣を振る。
スティーブの貴重な差し込みワザなので初心者もぶんぶん振り回そう。
SJ空前剣は空Nとまったくモーションが同じだが別ワザとなっている。つまりこれもガーキャン常連。
低%では剣→ツルハシと繋がる。空前はメテオになっておりコンボ、復帰阻止どちらにも使える優秀なワザ。
弱点といえば終点や戦場では採掘にツルハシを使うため、耐久値が減りやすい点である。

・空後
背後に向かってツルハシを振る。小ジャンプ最速で出すと空Nと同じく剣を振る。
撃墜力が高いシンプル強ワザ。初心者もぶんぶん振り回そう。
シンプルなモーションからイカれた撃墜力を放つスティーブの強ワザ。それこそダイヤ空後はスマッシュ並みの威力がある。
空前とモーションは似ているがこちらはメテオがなく発生が遅く、全体Fが多い。
ただし着地隙の発生Fが短いため、空後を振り終わった後、非常に早いタイミングで通常着地に戻れる。
これが何を意味するかというと、一般的に地面付近で振る空中攻撃は急降下などでなるべく早く着地隙を発生させて全体の硬直を減らす必要があるが、スティーブの場合逆に急降下しない方が全体硬直が短くなるというバグめいた挙動をする。
相手からすればガードして余裕で後隙を狩れそうなのに、こちらのシールドや回避が間に合うことになる。
空前でも同じことができるが、あちらは発生が早い分対地で当てるのがやや難しい。

・空上
上に向かって斧を振る、上強の空中版。
初心者は上強で打ち上げた相手に向かってブンブン振り回そう。
上強と似ているが、上強より連射が早く、横ずらしがし易い特徴がある。
台上の相手に下から押し付けると基本的に相手は逃げるしかなくなるのでチャンス。
復帰するときに崖上で待っている相手を追い返すのも得意。

・空下
金床を発生させて相手を踏み潰す。鉄を1つ消費する。
めちゃくちゃ強いが素材消費が重いので迂闊には狙えない。初心者は高く飛ばされたときの着地か、崖上がり狩りで使おう。
非メテオ空下としては全キャラ2位のふっ飛ばしを持つクソ強空下。(1位はベレトス)
汎用性も広く、近接攻撃、ガーブレ、牽制、着地、復帰阻止、あらゆる場面で活躍する。
途中で切り離して金床だけを落とすこともできるが、その場合は威力が大幅に落ちる。
心情的に高所から落し潰して決めたくなるが、別に落下距離で威力が上がるわけではない。むしろ高いところから落とせば落とすほど相手が警戒するので当たらなくなる。
一番当てやすいのはむしろ密着時である。他キャラと違ってほぼ着地スレスレでも浮いていれば空下を出すことができ、金床を召喚して本体はその上にワープする。相手の攻撃をすかして本当てが狙えるぞ。
もちろん崖上がり狩りや、ワイヤー復帰勢を殺すセットアップも強力無比。確実に覚えよう。
ただし判定は飛び道具なので反射持ちには注意。本当てを反射されたらガノンの横スマくらいの威力で跳ね返ってくる。金床だけ切り離しても画面の半分くらいの高さまで跳ねるぞ。
ちなみに鉄素材がないときに空下を出すと一瞬落下が止まる。復帰のときに空下スカを連発すれば、相手の復帰阻止タイミングをずらすことができる。

・つかみ
釣り竿を使って相手を掴む。しずえさんの横Bに似ているがリーチが短く戻りに掴み判定がない。
発生・判定ともに弱いので初心者はガーキャンつかみをしないようにだけ注意。投げは強いのでつかみは通したい。
ワイヤーつかみだが、ダッシュ姿勢のピカチュウに当たらないくらいに高い山なり軌道になるので、サムスと同じようなイメージで使うとほぼ当たらない。
ブロックに向けて振ると針が引っかかってしまうため、自分で置いたブロックを飛び越えて掴んだりはできないが、ブロックの上から糸を垂らすようなイメージで低い位置の相手をつかむことは可能。
至近距離での相手のガードに対してつかみは有効な択ではない。その場合空下かトロッコが有力だがどちらも鉄がないと出せないのが難点。
狙い目は遠距離から相手が突進してきたらその鼻先を狙ってのダッシュつかみ。その場でつかみを出しても100%ジャンプされるので必ず前ステップで距離を詰めること。
もしくは相手の着地狩りでつかむのが丸い。

・つかみ打撃
武器は使わないがつかみ打撃のダメージが中量級にしてはなぜか高い。
初心者でもなるべく多く打撃を入れてから投げたいところ。
スティーブは投げコンも投げバもほとんどなく、ベク変を気にする必要はないのでOP相殺解除のためなるべく掴み打撃を入れたい。
崖際での後ろ投げブロック落としでのボッタクリを狙うときだけは即投げで。

・前投げ
ピストンで相手を真横に飛ばす。エグい角度で飛ぶ。
ステージ外側へはもちろんのこと、ほぼ受け身不可能なのでステージ内側に飛ばしてもトロッコ追撃がめちゃくちゃ刺さる。
初心者も上級者も基本は前投げでいい。
後ろ投げが角度の関係上とても弱いので、鉄があれば崖を背にして掴んでも前投げトロッコがいい。
十分な蓄積+金トロッコならそのまま撃墜も見えてくる。
前投げで崖外に出したらブロック設置で復帰阻止を。

・後ろ投げ
後ろに釣り竿でぶん投げる。
角度が斜め上に高く、追撃も何もできないので初心者は封印推奨。
鉄がない状態で崖を背に掴んだらとりあえず崖外に出す、くらいの弱い択。
一応そこそこの%で崖端から投げバにはなるが……ベク変も考えると上投げと大差ない。
ただし空中ブロックに向かって下から叩きつけると一転、すごい勢いで跳ね返って下方向に落下するので早期撃墜のボッタクリが狙える。
相手が知っているとなかなか引っかかってくれないのでたまに狙う程度でいいだろう。
蓄積と復帰力にもよるが、受け身失敗=即死に繋がるので相手へのプレッシャーはかなり高い。

・上投げ
ピストンで真上に発射。
初心者は基本封印だが、相手の蓄積が160%超えても撃墜に困るようならこれで空に飛ばそう。
超高%ではどこからでも投げバになるのでありがたいが、スティーブでその状況になること自体に問題があると言える。
なるべくそれまでには撃墜したい。

・下投げ
金床で相手を押しつぶす。鉄を1つ消費する。
初心者でも序盤で必ず狙いたい投げ。投げたらDAで追撃しよう。
鉄を消費するがダメージが非常に高い。低%ではいろいろ繋がるがベク変に影響されがちなのでやはりDAが安定する。
鉄がないときは別の投げを選択するように。
50%超えたあたりからは前投げでいい。

・NB
採掘、クラフト、ブロック配置をボタン1つで行う。作業台設置も考えると1ボタンで4つの役割がある。
初心者がまず覚えるべきNBの仕様は以下。

■採掘で手に入る素材は固定ループの順番があり、撃墜されるとループが最初に戻る
→ダイヤが欲しい場合は基本的に撃墜される前に手に入れておく必要がある

■終点/戦場での採掘は3つ目に石、4つ目に鉄が出る
→そのままクラフトすると鉄武器を作ってしまい鉄素材が消えてしまう
→下投げ、空下、横Bで鉄をあえて3つ以下にしてから石武器を作る

■金トロッコを使うと金素材を1/4消費する
→金素材が1個ある状態でそのままクラフトすると金武器を作ってしまい金素材が消えてしまう
金トロッコで金を3/4個以下にしてからクラフトする

■採掘をするときは1個でもいいのでブロックを置いて壁を作ると安全度が増す
→素材が豊富なときはどんどんブロックを置いていい
→相手が壁を壊すために攻撃したら横スマ、DA、トロッコを叩き込め

■上にふっ飛ばされたときはとりあえずNB押しっぱにしておけば、ブロックが置ける範囲に戻って来たら自動的にブロックがでる。
→空下でそのまま戻ってくるより、ブロック置きでタイミングをずらした方が相手は対処しにくい。

■シールドボタンを押しながらNBで作業台を再設置するが、木材、石、鉄の内ランクの低い素材を消費する
土などの雑素材では作れないことに注意
→作業台が破壊されると4秒ごとに自動で再設置が走り、素材が減っていく
崖外で作業台が出ると無駄に素材が減っていくので、なるべくステージに戻っておきたい
(採掘について)
スティーブの基本中の基本動作だが、掘り始めるまでの時間と、採掘をやめてニュートラルに戻るまでの時間が微妙に長く、その隙を突かれやすい。
他キャラのチャージ行動のようにガードでキャンセルできないため、相手が近づいて来たときは思ったより早めに切り上げないと対応が間に合わない。
逆に採掘を見せることで釣り行動として相手を近寄らせ、投げやトロッコを狙うこともできる。
差し込みよりは差し返しが得意なキャラなので上手く使いたい。
開幕は採掘をする派。相手が来るまでに3つ目の石か、4つ目の鉄までは掘っておきたい。
終点などの場合は開幕でまずブロックを配置して相手の突進攻撃に注意してから採掘するように。
崖採掘は無理に覚える必要ないと思う。
あとレッドストーンはよほど変な使い方をしない限りは枯渇しないので気にしなくていい。

(クラフトについて)
言うまでもないことだが金武器、鉄武器は作りたくない。石武器で基本的に火力は十分高い。
鉄はまだ修復が2個で済む上に強力なので選択肢としてはありうるが、修復が必要になるころにはダイヤ掘ってるか撃墜されて木武器に戻っているので、個人的にはあまりリターンがないと思う。
とにかくトロッコが馬鹿強いので金と鉄の素材はトロッコに回したいところだ。
蓄積100%くらいでツルハシが壊れたがダイヤは持っているという状況、撃墜後にダイヤ武器を作るかどうかは判断が分かれるところ。
スティーブは復帰が強いので、さっさとダイヤ武器を作ってダイヤの採掘パワーを維持して粘り強く戦ったほうが結局は有利じゃないかなと思っている。
ちなみに撃墜後無敵時間でも、クラフト中に相手に押されて作業台から離れると強制的にクラフトが中断される仕様があるので注意。
ダイヤ武器みたいに時間が掛かるものを作っているときに狙われやすい。
作業台を別の場所に召喚する、トロッコを投げて牽制、クラフトすると見せかけて吹っ飛ばすなどで対応したい。

(ブロック配置について)
スティーブは2段ジャンプでブロックを縦に3つ配置することができる。この3つ置きは隙間を作らず、飛び越そうにも相手に2段ジャンプを強要するためとても堅牢。
しかし入力がえげつないほど難しい。
ジャンプ入力→NB入力→入力をニュートラルに戻す→空中ジャンプ入力→NB押しっぱ
これを短時間に入力する必要がある。
「NBを押し続けてジャンプしても絶対に3個置きできない」ので、ものすごく練習が必要になる。
採掘しながらジャンプブロック置きに移るかどうかでも入力感度が変わってくる。
上級者でも安定しないが、失敗してもとりあえずブロック高く積むのは大事なのでチャレンジはしておきたい。
ちなみに崖外で高くブロックを積むのは意外と簡単。
空中ジャンプ→NB押しっぱ→ジャンプボタン連打
最初にブロックを配置した高さがちょうどよければ一瞬で積み上がるぞ。
しかしブロック配置もそれなりに資材を消費するので、無闇に積み上げるような崖のセットアップは基本的に不要。見た目は面白いが費用対効果が悪い。
その場上がりの位置にブロックを1個置いて空下、もしくは崖を塞ぐ位置でのブロック配置など、最小限で最大の効果を狙うべし。

(作業台について)
作業台は盾でもあり矛でもある。
物理攻撃に対してわずかにヒットストップが発生するので、相手の後隙を増やしたり、こちらのワザの持続を伸ばしたりできる。
狙って活用するようなものでもないが、ごま塩程度に覚えておいてくれ……
また一部の突進技は作業台に当たった時点で停止、または減速する。
リザードンのフレアドライブなど起死回生のワザがスティーブの眼の前にある作業台で儚く消えていく様はいつ見ても愉快なものだ。

・横B
トロッコで突撃する。金素材とレッドストーンがあればより強力な加速トロッコになる。
スティーブの強さを象徴するワザ。初心者は素材がある限り擦っていい。金と鉄は全部トロッコに回してもいいくらい。
復帰でトロッコを無駄遣いするのはもったいないので注意。高さがあればどこからでも上Bで帰れるので練習しよう。
発生、判定、威力、性質どれをとっても最強のワザ
スティーブが乗り込むまでのトロッコは無敵オブジェクト、トロッコ乗車中は微弱アーマーあり、下車後のトロッコはガード不可のつかみワザに変化。
こんなものが撃墜力を伴って高速で飛んでくるとかイカれている。
強力な分、相手も一番警戒しているので漫然と撃っても当たらない。しかしどんなに警戒されていても、上手く出せば当たるのがトロッコというワザの強さを表している。
前投げの項で説明したが、前投げからの追撃トロッコがとにかく強い。
それ以外では相手の前進に合わせて引きジャンプからのトロッコが基本的な狙い方になる。
相手の目の前でトロッコを乗り捨てると脱出の隙を空中攻撃で狙われるので、たまには乗ったまま突っ走るなどして択を散らすのが大事。
相手を通り過ぎれば降りてから空後などもよく刺さる。
復帰のトロッコは途中で降りずに崖下辺りまで行ったほうが狩られにくい。
相手を崖外に飛ばしたときスティーブは崖で待つのが基本なので、たまに不意打ちトロッコで追撃を狙うと思わぬ早期バーストになることも。

・上B
エリトラで飛翔する。加速する瞬間に弱い攻撃判定があるが初心者は無視していい。
よく練習して独特な飛行軌道に慣れよう。現実の飛行機同様、仰角がある(斜め上を向いた)状態で失速すると墜落するので、機首を下げて加速しなければ飛べないぞ。メーデーメーデーメーデー!
ある程度時間が経過してから再びボタンを押すとエリトラを切り離すが、このとき崖つかみ判定が大きく伸びるので、崖に届かないと思っても最後まで諦めずに。
上方向への上昇距離はあまりないが、横下方向への復帰は強い。
上Bで斜め上に発射した瞬間姿勢を水平にすると上昇距離が増えるテクニックが存在する。要練習。
下から帰るときは一瞬真横に飛んでから高度を上げると安定する。意外と崖の真下よりは逆に崖から離れた方が復帰しやすいという珍しいキャラ。
復帰阻止から逃れるためにトロッコで崖から離れてからエリトラで帰るのも全然あり。
むしろ崖の近くで下手に上Bすると崖に激突して死亡確定する危険性がある。
飛行中は無防備なので毎回安直なグライダー軌道を取っているとあっさり復帰阻止で殺されてしまう。崖スキップするルートも絡めて択を散らそう。
直接地面に着地するときは角度を緩やかにしてソフトランディングする練習をするべし。軟着陸したときの後隙は小さいので、迂闊に追いかけてきた相手に横スマで不意打ちできるぞ。
ちなみに終点くぐりは上B単体で可能。ステージ下で真横に飛んでくぐってから上昇するだけ。空中ジャンプで位置調整するとさらに安定する。
小ジャンプ即上B横突進、ジャンプ上がり即上B横突進などは攻撃として見ても比較的優秀で、姿勢を低くして突進できる。
しかもエリトラ突進→上スマで死亡確定する帯が存在する。相手の蓄積がよきところで狙ってみよう。

・下B
TNT設置。感圧板を踏んだり攻撃を加えることで爆発する。
強烈だが素材消費が重く、自爆のリスクがあるので初心者は使わないことをオススメする。
TNTが出ている間、下Bの追加入力で導火線を伸ばせる。導火線の先に感圧板を設置する。
設置したTNTが動いたり、空中で出すと導火線および感圧板は消滅する。
実は爆発には3種類あり、感圧板を踏んで自爆した場合攻撃で誘爆させた場合、感圧板を踏んで爆発を当てた場合の順番で範囲と威力が上がっていく。
戦場台の端っこに設置して上強で感圧板を叩いて爆発させると、着火したスティーブには当たらないのに崖を登ってきた相手に爆発が当たるのはその仕様のおかげ。
TNTの上に乗って溜めなし下スマをした瞬間回避ボタン押しっぱなしで、TNT即起爆+自分は空中回避で爆発を避けるといったテクニックも存在する。
素材消費こそ重いものの、蓄積の溜まった相手へのプレッシャーはトロッコをも上回る。崖上がりに置いてあるだけでも相手は泣きたくなるだろう。
相手に飛び道具がなければブロックの代わりに壁として置いてもいい。相手が撃墜を恐れて近づくのをためらえば採掘し放題になることもしばしば。

・最後の切りふだ
巨大ピストンで相手を吹き飛ばしてトラップルームにご招待。最後は盛大に爆破してフィニッシュ。
トラップルルームに入れられるのは1人だけだが、初撃のピストンに巻き込めれば他のプレイヤーも十分吹き飛ばせる。
このワザ自体にはさほどクセはないのだが、問題はNBが使えなくなることである。
採掘もクラフトもブロック設置もできなくなるのだからたまったものではない。
切りふだ状態だとNBが使えなくなる仕様はスティーブが最も影響を受けるキャラと言えるだろう。
大した機動力がないスティーブでは他のキャラを追いかけることもままならず、下手に切りふだを奪われるくらいならいっそ空打ちしてさっさと消してしまったほうがいいかもしれない。


●初心者スティーブのまとめ
・採掘するときは壁を作れ
・相手が壁を壊したらそこを攻撃する
・攻めるときは空前、DA、トロッコ
・攻めらられたときは上強、つかみで対応
・撃墜帯は横スマ、下スマ、空後、トロッコを当たるまで擦れ
・時間があったら採掘採掘
・崖の外に復帰阻止行かなくていいから相手の崖上がりに空下、下スマ置いとけ
・復帰は練習あるのみ


以上!